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第711話

작가:
遥は途端に申し訳なさそうな声を出した。

「ごめんなさい、静奈さん!宴会場の音楽が大きくて、着信音に全然気づかなかったんです。静奈さんが帰ったのも分からなくて……わざとじゃないんです、本当に!」

静奈はこらえきれず、ふふっと笑い声を漏らした。

「冗談よ。それで、あの知的な男の子とはどうだったの?見た感じ、すごく気が合ってるみたいだったけど」

その言葉に、遥の声は一瞬で甘く恥じらうような語調に変わり、話すスピードも少しゆっくりになった。

「すごくいい人でした。性格も優しくて、話し方も丁寧で……」

そこで少し言葉を切り、抑えきれない興奮を滲ませて続けた。

「それにね、静奈さん!私たち、なんと高校が同じだったんです!向こうが三年生で私が一年の時だから学年は被ってなくて、私の方は全然印象になかったんですけど、彼、学校で私のことを見たことがあるかもって!」

言葉の端々から隠しきれない喜びが伝わってきて、静奈も心から彼女のために嬉しくなった。

「それはおめでとう。ご縁があったみたいね」

「もう、静奈さんまでからかわないでくださいよ!まだどうなるかも全然分からないんですから。でも…
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