เข้าสู่ระบบ「智也、智也!智也!起きて。起きて……」 遠くで、俺を呼ぶ声が聞こえた。懐かしくて、安心する。この人の声を俺はよく知ってる。なぜなら…… 目を開けると、見慣れない真っ白な天井が見えた。ここはどこだ?俺の身に何が起こった?思い出そうとしても、頭にもやがかかったように、俺の思考を阻害した。 「智也!良かった……」 「塁さん?どうしたの?そんなに慌てて」 「智也の意識が戻らなかったらどうしようって。先生呼んでくるね」 塁が病室を出たあと、俺はゆっくりと身体を起こした。そして、スマートフォンを探したが、見当たらなかった。これでは、会社にも連絡できない。そもそも、今日は何日だ? 「湊さん、失礼します」 俺があたふたしていると、塁が主治医を連れて病室に戻ってきた。 「湊さん、検査結果も特に異常はないですね。念の為、2、3日安静にしていれば退院出来ます。他に何か気になることはありますか?」 「あの、なぜ僕はここに居るのですか?」 俺の質問に、塁は驚いた表情を浮かべた。 「智也、もしかして覚えてない?」 「うん、全く。塁さん、どうして俺はここに居るの?」 「それは……」 塁が珍しく言葉を濁した。おそらく、俺にとって悪い出来事なのだろう。 「湊さん、記憶が抜け落ちたということは、あなたがそれを望んでるのかもしれません。しばらく、様子をみましょう」 「はい、分かりました」 俺は主治医の言葉に頷いた。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「塁さん、俺のスマホ知らない?」 「俺が持ってるよ。充電もしておいたから」 「塁さん、ありがとう。さすが、気が利くね」 俺は塁からスマートフォンを受け取り、早速、画面を開いた。 「え!?!?俺って2日も寝てたの?」 「そうだよ。意識がずっと戻らなくて……」 塁の顔をよく見ると、目の下にクマが出来ていた。 「塁さん、この2日間、ずっと俺の傍に居てくれたの?」 「うん。それしか俺に出来ることがなくて」 「ううん、塁さんが居てくれて良かった。それに、俺の事を呼びかけてくれたでしょ?」 「うん。呼んだ」 「ずっと聞こえてたよ。だから、俺は塁さんを見つけることが出来たんだ。俺を救ってくれてありがとう」 すると、塁は俺を強く抱き締
一限目の講義が始まった。俺は、柏木を避けた手前、彼と同じ講義に出席することは気まずさがまさり出来なかった。 これまで柏木は、俺のパーソナルスペースには決して入ってこなかった。だから、俺は柏木と友達になれた。なのに、今日の柏木は俺の引いている境界線を越えた。その結果、俺は柏木から逃げてしまった。 「智也くん!」 「え……?」 空耳だろうか?誰も居ない空き教室に居るにも関わらず、俺を呼ぶ声が聞こえた。 「智也くん!」 ほらまた。もしかしたら、空耳では無いのかもしれない。俺は意を決して、振り返った。 「柏木くん!?」 「良かった。智也くん、ここに居た」 柏木は安堵の表情を浮かべながら、俺に近付いてきた。俺は柏木を避けたのに、あろうことか、俺を追いかけてくるなんて。俺は今、一番、柏木に会いたくないのに。俺は、どんな顔して柏木と話せばいいのか分からなかった。 「智也くん、講義に出てないから探したよ」 「あ、ありがとう」 俺は曖昧に答えた。 「でも、見つかって良かった」 柏木はいつもと変わらない様子で俺に話しかけた。むしろ、先程の事は、気にもとめていないように俺に振舞った。それが余計に俺の警戒心を煽った。そこで、俺は柏木が目線を外した隙に、ズボンのポケットに入っているスマートフォンの通話ボタンを押した。相手は塁だ。 「俺は平気だから、柏木くんは講義に戻って」 「それなら、智也くんも一緒に」 「俺はもう少しここに居るよ」 「そんなこと言ってないで行こう」 柏木は、俺の右腕を思いきり引っ張った。 「痛いっ。柏木くん、離して」 「智也くん行こう」柏木が更に強い力で俺を引っ張った。 「嫌だ!離せ!!」 俺は柏木を突き飛ばした反動で、自分も尻もちをついてしまった。とにかく、ここから逃げなければ。柏木は危険だ。しかし、一歩間に合わず、転んだ柏木が起き上がり、俺に馬乗りになった。 「離せ!離せってば!」 「あ、もう、うるさいな」 すると、柏木はポケットからハンカチを取り出し、俺の口に突っ込んだ。 「初めて、智也くんを見た時から、やりたいなって思ってたんだ」 「んん……んん……」 「何言ってるの?分からないな」 柏木は俺の服のボタンを外した。塁以外に触れられることは、俺にとって苦痛でしかない。俺は身体をくねらせ必死に抵抗した。
サークルの一件から1週間が経ち、俺と塁は平穏な日々を過ごしていた。サークルはこのトラブルを機にやめた。俺はというと、今日も学業と仕事の両立に追われていた。しかし、それが苦にならないのは、塁が傍で俺を支えてくれているからだ。「智也。準備できた?」「もうすぐ行く」今日は、午後まで大学で講義を受けたあと、18時から会議に出席しなければならない。今夜も塁と食卓を囲めない。それがとても寂しかった。「塁さん、お待たせ」「行こうか」「うん」 塁は俺を大学まで送ってくれる。塁との車内での時間は、俺にとって彼と二人きりになれる大切な時間でもある。しかし、最近、困ったことが起きていた。「智也、帰りは迎えに来なくて本当に大丈夫?」「うん。大丈夫」「分かった。いつでも連絡してな」俺は頷いた。すると、塁は俺の唇にそっとキスをした。「塁さん、見られちゃうよ//」「見せつけてる」塁が俺を見つめ、頬を優しく撫でた。早く車から降りなければ、塁のペースに流されてしまう。分かっていても、塁に見つめられると動けなくなる。 塁の顔が至近距離まで近づいた。息遣いまで感じる。俺はそっと目を閉じた。すると、塁の手が俺に触れた。「智也、シートベルト外したよ」 「あ、うん。ありがとう。そろそろ行くね」 「うん。行ってらっしゃい」 俺が車から降りると、女子大学生が 車の周りに集まっていた。理由は塁だ。塁の存在に気づいた女子大学生が、塁の写真をSNSに投稿した所、バズったのだ。それをきっかけに、塁を一目見ようと人が集まってくるようになってしまった。自分の恋人が、格好いいと言われることは嬉しい。だが、俺だけが知っていればいいとも思う。俺は複雑な感情と格闘していた。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄俺は一限目の講義に向かった。講義を受ける前から俺は疲労困憊だった。塁に近づく者は誰であっても許さない。絶世の美女だろうが、世紀のイケメンだろうがそんなことは関係ない。 俺の塁に近づく者はみな、どんな手を使ってでも追い払う。それ以下でも以上でもない。 「おはよう、智也くん」 「柏木くん、おはよう」 柏木とは大学入学当初からの付き合いだ。誰とも話すことができず、一人でいた俺に手を差し伸べてくれた。それか
「智也、大丈夫か?寝た?」智也は俺の腹の上で寝落ちしていた。そして、俺はある事に気付いた。「まじか……」俺のモノが智也の中に入ったままの状態で、彼は寝てしまったようだ。俺は智也を起こさないようにそっと起き上がった。「うっ……」その振動で、智也の中で俺のモノが動いた。俺は寝てる相手とやる趣味はない。早く抜かなければ俺の理性がもたない。「塁さん……?」すると、眠気まなこを擦りながら、智也が目を覚ました。「智也、俺から降りてくれる?」「え……?」「だから、智也のが、俺の中に入ったままで……」俺の言葉の意味を理解した智也が、耳まで真っ赤にし、俯いた。そして、ゆっくりと俺の中から出てきた。「ごめんなさい、塁さん。俺……」「大丈夫。俺も無理させてしまったから」「でも、塁さん、辛いよね」「俺は本当に大丈夫だから。智也はゆっくり休んで」「塁さん、大丈夫じゃないでしょ。大丈夫ならどうしてこうなってるの?」智也が俺の太ももを撫でた。折角、理性を保とうと必死だというのに。人の気も知らないで、智也は俺の身体に触れた。「俺は自分でなんとかできるから」「だめ。俺が塁さんを楽にしてあげる」「智也!おいって!無理するな」「無理してない。俺がやりたくてやってる」酔いはすっかり覚めた様子の智也が、俺のモノを口に含んだ。先程から我慢しているせいで、すぐにでもいってしまいそうだ。だが、智也の舌の感触を感じたくて、俺は必死に堪えた。「塁さん、気持ちいい?」「うん」俺は自分の腕を噛みながら答えた。俺は痛みでなんとか理性を保とうと試みた。しかし、智也の舌は俺を容赦なく攻め続けた。「智也、離して。頼むから」「嫌だ」「と、智也……うっ……」俺は智也の口の中に欲望を放った。そして俺は、智也の口に付いたそれを指で拭った。不覚にもその姿に興奮している俺が居た。「智也、少し寝ようか」「うん」俺は智也を抱き寄せ、髪を優しく撫でた。俺の胸にすっぽりと収まる智也が愛おしかった。俺は智也の額にそっとキスをすると、彼に尋ねた。「智也、あんなことどこで覚えたの?」「あの……それは……//」「俺に言えない所で?」 「違うけど……恥ずかしくて///」俺は智也の言葉で予想がついた。智也は俺の為に、勉強をしてくれたようだ。そこまで智也がやる気なら、俺も本気を出さなくて
俺は智也の上着を脱がせ、肌に手を這わせた。酒で酔っている智也の肌は、いつもより熱を帯びていた。俺はコップに残っている氷を口に含むと、智也の胸の突起を舐めた。 「あぁっ……///」 智也の口から声が漏れた。俺はその声がもっと聞きたくて、智也の弱点の右耳を甘噛みした。軽く触れただけでも身体をビクつかせる智也の右耳を俺は中まで舐め回した。「んぁあ……//」智也は人を信用しすぎる。だから、俺みたいな奴につけ込まれるんだ。智也に酒を飲ませた男の魂胆は、恐らく智也とやるため。俺が助けに行かなかったら、今頃、智也はあの男とベッドの中だったかもしれない。想像しただけで、頭がおかしくなりそうだ。智也が俺以外の男の下で、喘ぎ声を上げる?冗談じゃない。智也に触れていいのは俺だけだ。「智也はさ、俺に触られるの好き?」 「うん、すきぃ」酔った智也は素直だ。今夜、俺に何をされるのか分かっているのだろうか。智也は、俺の首に両腕を回して微笑んだ。「頼むから他の奴らに、可愛い顔を見せないで」 「塁さん、泣いてるの?」智也が心配そうに俺の顔を覗き込んだ。俺はニヤリと笑い、智也を押し倒した。「泣いてないよ。だけどね、智也には教えてあげないと」「何を?」俺はズボンのベルトを外すと、智也の手首を拘束した。「それはね、智也が誰のものなのか」俺は智也を拘束したまま、彼の唇を貪った。智也は縛られながら、俺のキスに応えようと必死だった。「塁……どうして、してくれないの?」「してるでしょ?」「それじゃない……」智也は起き上がろうとするけれど、両手首を拘束されているせいで、上手く動けないようだ。俺は涙目になりながら、強請ってる智也を見下ろした。そして、俺はズボンを下ろし、自分のモノを智也の口に入れた。「ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...」「俺がいつも智也のしてるでしょ?」「塁さん……これとって」「外しても智也はどこにも行かない?」「行かないから……」俺はベルトを外し、智也の両手首の拘束を解いた。手首はうっすらと赤く痕が付いていた。俺はその痕を丁寧に舐めた。本当はこんな事をしたい訳じゃない。それなのに、俺は智也の繋ぎ止め方が分からない。俺は今まで、身体の繋がりでしか人と関わってこなかった。ここに来て、そのツケがまわってきたのだ。「塁さん……?」
俺はガレージに停めてある車のうち、智也がよく運転している高級車に乗り込んだ。そして、俺は位置情報をスマートフォンの画面に表示させた。運転前に、智也の居場所を確認した俺はアクセルを踏んだ。レンタルスペースには、20分程、車を走らせると到着した。俺はすぐに車から降り、入口まで走った。すると、俺に気づいた女性たちが寄ってきた。「あの……もしかして、サークルの飲み会に?」「いえ、俺は迎えにきただけです」「そんなこと言わずに、折角なので一緒に飲みましょうよ」「お構いなく」一人の女性が俺の腕を掴んだ。彼女も酔っているのか、やたらと俺に触ってきた。俺は不快感を顕にした。「湊くーん」その時、部屋の中で智也を呼ぶ声が聞こえた。俺は掴まれた腕を剥がし、智也の元へ急いだ。「智也!!」「あ、るいだぁ」「智也、しっかりして。帰るよ」俺はテーブルの上に山積みになった空のグラスを見つけた。智也がここまで飲むとは考えにくい。やはり、飲まされたのだ。俺はその場に居た男の胸ぐらを掴んだ。「おい、智也に何したんだ」「そんな怒んないでよ。綺麗な顔が台無しだよ」「黙れ」「湊くんが、キスしたくないって言うからさ。だから飲んでもらった。それだけ」「へぇー、それだけ」俺はテーブルの上に、酒の入ったグラスを見つけ、それを手に取った。そして、男の顔に酒をぶっかけた。「二度と智也に関わるな」「あははっ。君、怖いねぇ」俺は男を睨みつけると、智也を担いで車に戻った。「智也、シートベルトするよ」「うーん……」智也は一人でまともに歩けない程、泥酔していた。俺は智也の体調が心配で仕方なかった。「あ、塁だぁ」「うん、俺だよ」「俺ね、キスしなかったよ。塁以外としたくなくて」「うん、だからってこんなに飲まされて……」俺は智也を今すぐにでも抱き締めたかった。やはり、智也を一人で行かせるべきではなかった。俺は後悔の念に駆られた。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「智也、着いたよ」「うーん……」「智也、歩ける?」「うーん……」俺は助手席で寝ている智也を抱きかかえ、寝室へ運んだ。智也をベッドに寝かせると、彼はシャツのボタンを外し始めた。「暑いよ……」「待ってて。楽にしてあげる」俺は智也の靴下を脱がせ、上着のボタンも全部外し、更に、ズボンのベルトも外した。「