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第24話

last update publish date: 2026-01-08 19:00:00

震える手でリボンを解き、箱を開けると──。

中には、小さなネックレスが入っていた。

シルバーのチェーンに、小さな雪の結晶のペンダント。

「あ……」

氷室という名を持つ彼から贈られた、氷の花。

シンプルだけれど、光を受けてキラキラと輝いている。

「氷室、様……これ……」

私の問いかけに、彼は夜の静寂しじまに溶けそうなほど穏やかな声で、短く答えた。

「……君に、似合うと思ったんだ」

「綺麗」

思わず声が出た。

「気に入ってくれたか?」

「はい……ですが、こんな高価なもの……」

「高価?」

氷室様は、少し首を傾げた。

「値段なんて気にするな。君に似合うと思って選んだんだから」

『君に似合うと思っ

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