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第86話:昼食はどこへ行こう?

Author: 大正
last update publish date: 2026-07-07 07:00:32

 程よく街をぶらついていると、昼の鐘の鳴る音が響いてきた。どうやらお昼らしい。

「ご飯どうするかな。少し道を戻って食べ物を売っている屋台へ行くか、それともお店に入ってしっかり味わうか。セルフィの好きなほうを選んでいいぞ」

「え、私が選んでいいのですか? ご主人様が選ばれるべきなのでは? 」

「俺は仕事半分で決めてしまいそうだからな。セルフィの視点なら、純粋に何が食べたいかだけで決めてくれそうだ。俺が仕事しないためにも、セルフィが決めてしまったほうがいいと思うぞ」

「なるほど……それは大事な役割ですね」

 セルフィはしばらく悩んだ挙句、ふんわりパンの真ん中を切り開いて、そこの中に肉や野菜を詰め込んだ、ピタパンのようなものを売っている屋台を見つけ、そこでそれぞれ一人分を買って食べることになった。

 一人前銅貨6枚。そこそこの値段だが、値段の割に量はあるので、小麦の量はそれほど多くないのかもしれない。膨らませてかなり誤魔化しているパターンだな。

 買った後でその

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