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大学生青年と吸血鬼少女の強奪Ⅶ

Author: kumotake
last update publish date: 2025-07-21 19:29:39

 相模さんが僕に手渡した紙切れは、新聞紙だった。

 そしてそれが新聞紙であるならば、おのずとそれには、必然的に記事の内容が書かれていたのだ。

 もっとも、このとき相模さんが僕に手渡した紙切れが、本当にただの、何も書かれていない白紙の新聞紙なら話は別だが、しかしそこには、見出しであるのだろう、色彩に富んだ大きな文字で、こう書かれていたのだ。

『横浜の夜、吸血鬼あらわる!!連続通り魔を殺害か!?』

 その紙切れを見て、そして相模さんの言葉を訊いて、僕は数秒、おそらく本当の意味で、息を吞んだ。

「これって......」

 そう言いながら、言葉を失う僕に向けて、相模さんは淡々とした口調で言葉を紡いで、僕に事の顛末を説明してくれた。

 あのあと、僕が殺された直後に、相手の通り魔の男性は首を吹き飛ばされてしまったらしい、しかしそれを見た周囲の人間は、あまりにも起きたことが異端すぎて、あまりもその光景が異常過ぎていて、まるでそれが、映画か何かの撮影だと思い込んだ人間の方が多くて、すぐに警察や救急車を呼ぶことを判断できた者は、ほとんど居なかったらしいのだ。

 しかしそれでも、誰が見ても明らかな首無し
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