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第 38 話

藍葉
料理はどれも上品な味付けで食べやすい。

その隣には、見た目もかわいらしいお子様ランチまで用意されていた。

健司は上座に腰を下ろし、綾香もその隣に座った。

彼は思奈を膝に抱いたまま、テーブルの上にあるウサギの形をしたカスタード菓子を指差した。「うさちゃん食べる?」

健司はひとつ摘まみ、思奈のお皿に入れてやった。

思奈はそれをつかむと、そのまま口へ放り込み、満面の笑みで頬張る。その光景を見つめながら、綾香の胸は複雑な思いでいっぱいだった。

「奈々を椅子に座らせたら?ひとりで食べられるから」

そう言うと、彼は淡々と答えた。「別に、このままで構わない」

そう言いながらも、片手で思奈を抱き、もう片方の手
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