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第 41 話

藍葉
綾香は思奈の髪を丁寧に乾かし、服を着せると、温かいミルクを用意して渡した。ベッドに座らせ、両手で持って飲めるようにしてやる。

そこまで終えてから、ようやくしぶしぶ自分の部屋へ向かった。

十分後、再び姿を現した彼女は、まるで別人だった。

上質なゴールドのキャミソールタイプのドレスが、しなやかな曲線を美しく引き立てている。

長い髪はゆるくまとめられ、白く美しい首筋と肩のラインがあらわになっていた。

八センチのヒールを履いた彼女は、一歩踏み出すたびに刃の上を歩いているような気分だ。

綾香は直樹にいくつか注意事項をしっかり伝えると、ドアを開けて部屋を後にした。

マンションの下では、黒いロールス・ロイス
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    「江上部長、君のほうでさらに優秀なメンバーを五人選んでくれ」隼人は立ち上がり、真剣な表情で答えた。「承知しました、黒崎社長」健司は続いて美咲へ視線を向けた。「君はプロジェクトチームのサポートを担当しろ。進捗はすべて社長室と直接連携するように」「はい、黒崎社長」美咲は心の中で大喜びした。会議室は静まり返っていた。星良島プロジェクトは投資額が数百億円にも及ぶ超大型案件だ。健司が東雲グループを引き継いでから初めて手掛ける大プロジェクトでもあり、その重要性は言うまでもない。綾香は思いもしなかった。健司は隼人を左遷するどころか、むしろ重責を任せたのだ。そして最後に健司が告げた。「月末、プロ

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