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第35話(4)

مؤلف: 北川とも
last update تاريخ النشر: 2026-06-13 14:00:15

「いえ……。心配しなくていいとだけ」

「犯人について、調べているかどうかすらも教えられていないというわけか」

 目線を伏せて肯定すると、どういう意味か御堂が唇の端を動かす。なんとなく嘲りの表情に見えた。

 襲撃された件で、和彦に一番情報をもたらしてくれたのは、千尋だ。全体の状況が見えない和彦に、総和会内部の者による犯行の可能性を示唆したのだ。そのとき千尋の口から名が出たのは、今目の前にいる御堂だった。

 もちろん、御堂の犯行だと決めつけていたのではなく、御堂を利用したがっている勢力があると言っていたのだ。その勢力の筆頭が、御堂とは浅からぬ縁のある組織、清道会だ。

「そのうち……というか、さすがに誰かが君に教えるかもしれないが、君を襲った主犯格として、清道会の名が挙がっている。綾瀬さんがいる組だ」

 和彦が驚かなかったことに、御堂は納得したように頷き、艶やかな笑みを見せた。

「そうか。もう知っているようだね」

「すみません…&hell
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