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第1185話

Author: 小春日和
洛城、教会の外。

立花は車の脇にもたれかかりながら、一本のタバコに火をつけた。その一本を吸い終える頃には、馬場が部下を連れて教会を封鎖していた。

「何か見つかったか?」

立花が問いかけると、馬場は部下に合図を送り、いくつかの箱を運ばせた。箱の中に入っていたのは、黒いマントに、ヨーロッパの演劇で使われそうな白い仮面が数枚。

それ以外には何もなかった。

立花は眉をひそめ、「これだけか?」と言った。

「はい、これだけです」

立花は静かに息を吐き、車内にいる真奈の方をちらりと見た。「これか?」

真奈は立花の手にした仮面を見つめた。それは、昨夜の記憶にあった仮面とまったく同じだった。「……そう、それよ」

「しまって、持っていけ」

「立花社長、一網打尽にするほどの手際の良さはさすがね」

「まあまあだな」

「褒めてないわ」

真奈は、朝早く立花に呼び出されたのは、てっきり何か重大な用件があるのかと思っていた。だが、実際はただの教会の封鎖だった。

「立花社長は、今この教会を封鎖したら、次に奴らが集まる時どうやって捕まえるつもりなの?」

真奈がそう尋ねると、立花はあっさりと言
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