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第307話

Author: 小春日和
藤木署長は今でも冬城にいくらかの顔を立てる必要があると考えていた。冬城が口を開いたのを見て、そばで一言も発していなかった黒澤に視線を送り、言った。「冬城総裁、私が総裁を困らせたいわけではありません。ただ……」

藤木署長は言外の意味を匂わせ、冬城は黒澤を見やり、冷ややかに言った。「この海城は一体誰が取り仕切っているのか、藤木署長、よく考えたほうがいい」

黒澤はそっけなく口を開いた。「海城はかつてはお前のものだったかもしれないが、これからは俺のものだ」

二人の間の空気が険しくなった。

その時、真奈の携帯に突然何枚かの写真が届いた。

写真を見た瞬間、真奈の瞳が冷たさを増し、冬城を見る目にも嫌悪の色が加わった。「冬城総裁、これはあなたの仕業なの?」

冬城には何が起きたのか理解できなかった。

真奈は携帯を取り上げ、写真を見せた。

写真には真奈の服が引き裂かれ、薄暗い部分で気を失っている姿が写っていた。これらの写真は見る者に様々な想像を掻き立て、冬城は眉間に深いしわを寄せた。「俺じゃない、真奈……」

「もういい!」

真奈は冷たい声で言った。「冬城総裁、この数枚の写真で私を脅せる
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Comments (2)
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良香
冬城自身が真奈ちゃんを見た時に服は破かれていたはず。抵抗して争ってそうなってたと思ったんか???写真撮られた以外何がされんかったんか?って思わんのか? まあ、今から瀬川家にぶん殴りにいくからいっか。
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澤田真喜子
誘拐されたのを助けるために衣類を引き裂く必要があるなんて知らなかったわ笑 誘拐は冤罪でも、強姦未遂は冤罪じゃないよ
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