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第26話・レベル1の町を見ろ

Author: 新矢識仁
last update publish date: 2026-05-25 05:08:56

「レベル1で上限1?!」

「そんなスキルあるのか?!」

「ある。それでエアヴァクセンを追い出され、その代わりに新しい町を造った」

「文字通り、「まちづくり」したってわけかよ」

「ヴァローレ」

「ああ」

 「鑑定」を持つヴァローレはぼくをじっと見る。

「……ああ、そうだ。レベル1「まちづくり」、上限1Max……つまりもう上がらない」

「町を追い出されるのには十分な理由だが、何故そんなレベルで町なんてものを作れるんだ」

「低上限レベル……究極的に上限レベル1の法則がスキル学にある」

 サージュが口を開いた。

「スキル低上限の法則は、それ以上上昇する必要がないから。上限レベルが低い者ほど強力な力を持っている。それ以上あげたら世界の存亡に関わる……と」

「え……じゃあ僕の「鑑定」……も?」

「オレの「移動」……も?」

「事実、盗賊団の中では役に立っているんだろう?」

「ああ。ヴァローレの「鑑定」は価値あるものを見出みいだすし、アレの「移動」はリューの「場所特定」と組み合わせれば何処へでも行ける。だが上限レベルが低いというだけで町から追い出された」

「グランディールに行ったらびっくりする
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