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第181話

Penulis: ルーシー
玲奈を二階へ運んだ智也は、大きなベッドに彼女をそっと横たわらせ、布団を掛け直してやった。

解熱剤と白湯を持ってきて、ベッドの縁に腰を下ろし、彼女が薬を飲むのを見守る。

飲み終えたところで、手からコップを受け取ると、ふいに口を開いた。

「少し、話そう」

玲奈は頭の奥がずきずきと痛み、枕に凭れながら彼を見上げる。

「何を?」

「週末に出張がある」

その一言に込められた意図は明白だった。

――玲奈に愛莉を任せたいのだ。

玲奈もその含みを察していたが、あえて気づかぬふりをする。

「智也、あなたがどこへ行こうと、私に報告する必要なんてないわ。

もともと干渉するつもりはなかった」

かつては報告を望んだこともあった。

だが今となっては、家にすらろくに帰らない彼が、自分に逐一伝えるはずもないと知っている。

「週末はお前が家で愛莉を見ていろ。

日曜には戻る」

智也はもう遠回しにせず、直截に言った。

彼があまりにも率直に要求するので、玲奈も深く考えず、ただ仕事としての出張だと思った。

新垣グループの社長である以上、彼の手を待つ案件は山ほどある。

週末に出張が入るのも当
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