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第601話

Penulis: ルーシー
拓海の口づけは強引で、それでいてどこか優しい。

彼はキスがうまい。

ほんの数回で、玲奈の身体はすっかり力が抜けてしまった。

押し返したいのに、指先にすら力が入らない。

玲奈はただ、少しずつ息を奪われていくのを受け入れていた。

拓海は力の抜けた玲奈を抱きとめ、手を伸ばして胸元のボタンを外しにかかった。

だが一つ外したところで、拓海は動きを止めた。

拓海は俯き、口づけで赤く熱を帯びた玲奈の頬を見つめる。

胸は高鳴り、衝動も抑えきれない。

今すぐにでも、玲奈を自分のものにしたかった。

けれど玲奈は、まだ離婚していない。

そう思った瞬間、拓海は衝動に歯止めをかけた。

玲奈の前で、すんでのところで踏みとどまったのは一度や二度ではない。

身体の奥が張り裂けそうなのに。

それでも彼女の名誉のために、拓海は諦めることを選んだ。

玲奈はぼんやりしていて、頭の中はぐちゃぐちゃだった。

拓海は彼女を抱き寄せ、掠れた声を耳元に落とした。

「ごめん。

俺はまだ、お前を手に入れられない」

その声に呼び戻され、玲奈ははっとして目を見開いた。

濁っていた視界が、一瞬で澄んでいく
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hyt
拓海は女の扱いに慣れてるわ~玲奈ちゃんは智也だけで大事にされてこなかったから初めての感覚で簡単に受け入れちゃたのかな…あんなに簡単に身体の関係まで許すとは思わなかったわ…拓海の人となりは分かるけどこのまま彼を選ぶならちょっとモヤるな…お兄さんが言っていた通り結婚には向いてないと思う、また財閥なんてね… 玲奈ちゃん流され過ぎだょもっとしっかりして!愛人に仕返しするくらいしたっていいと思うしね
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