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第11話

Penulis: ラクオン
梨花は胸の中が押し潰されそうなほど苦しかった。

しかし、彼女には「反旗を翻す」ことはできなかった。

離婚したい。だけど、一真と揉めるわけにもいかない。

指先で指腹をそっと押さえながら、彼の視線を受け止めた。

「どうやって釈明すればいいの?写真まで撮られてるのに」

一真は桃子に何度も責め立てられていたのか、どこか疲れたように眉を寄せた。

「でも、桃子の顔が映ってないんだろ」

梨花の胸の奥にはまるで水を吸ったスポンジが沢山詰まっているような圧迫感が広がった。

声が掠れた。

「つまり、私に嘘つけってこと?写真に写ってるのは私だって、ネットでそう言えってこと?」

あまりにも率直な問いだった。

いや、こんなことを言われるとは思っていなかった。

せいぜい「誤解です、あの子は友人です」という程度だと思っていたのに。

一真は唇を引き結び、冷静に言った。

「他にいい方法が思いつかないんだ。でも、これなら世間の騒ぎもすぐに収まるし、鈴木家にも、みんなにも利益が大きいはずだ」

みんなって、桃子のことだろ?

梨花の指が無意識に毛布をぎゅっと握りしめた。

みんなって、桃子のこと
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長野美智代
要らない物は捨てたウエディングドレスのようにドンドン捨てましょう。燃やしてしまいましょう。
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長野美智代
梨花さんクズ夫との縁を早くきりましょ
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