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欲に爛れた夢の街

Author: 一一
last update publish date: 2025-07-23 21:00:00
 翌朝、案の定余り収穫の無かった買い物を済ませ出立する4人。

 そこから更に10日掛けて移動し、遂にデレンティア連邦国へと辿り着いた。

 今日は一先ずデレンティア連邦の玄関口であるこの街に滞在し、情報収集しつつ明日に備える形となった。

 時刻は昼を少し過ぎた頃、丁度良いので軽く昼食を取りつつ散策しようという事で4人は移動する。

「セストリアに比べて市場が賑わっているわね。あの国より国土は少ない筈なのに、やっぱり内政の差かしら?」

「本来のセストリアならば比べるべくもないでしょうが、現状あの国はかなり衰退していましたからね。それに引き換えこちらはデレンティアの玄関口、確かにここは栄えているでしょうが、国全体で見ると他の街が栄えているかは分かりませんよ」

 このデレンティア連邦は、かつて様々な国が集まって出来たという成り立ちがある。

 それ故各街を治める者がそれぞれ存在し、その一つ一つに違ったルールや法律が存在する。

 隣町が全く違った様相を呈している、なんて事もざらなのだそうだ。

「ふ〜ん、それじゃあ貧富の差とか生まれそうなものだけれど。それで戦争とかにならないのかしら?」

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