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1 お客様との幸せな1日

مؤلف: けいこ
last update آخر تحديث: 2025-08-25 07:29:24

本当に……いよいよ始まる。

新しい私の人生がここからスタートする。

大きな玄関を開けて入って来られたお客様。

心臓がドキドキしている。

「いらっしゃいませ」

まずは3人のイケメン君達がお出迎えした。

最初の記念すべきお客様は、女性の2人組。

いきなりのイケメンのお出迎えに、早速、キャーキャー言って楽しんでくれているようだった。

私は、ロビーで受付を行った。

お客様を最上の笑顔でお迎えする。

必ず大満足して楽しんでいただくとの強い思いでいっぱいだった。

「ようこそいらっしゃいました。本日は本当にありがとうございます」

「お世話になります。あの、私達、ブログを見てすごく楽しみにしてました」

颯君のブログ……

本当に嬉しい言葉をいただいた。

「ありがとうございます。楽しみにしていただいて、とても嬉しいです。ブログを見てどの企画に興味を持って頂きましたか?」

「私は英会話です。文都君……ですよね?ブログで見てすぐにファンになりました。アメリカで過ごして、発音もネイティブみたいだって。私、海外旅行が趣味なんです。だから、いろいろ教えてもらいたいなって。すごく楽しみにしてます」

文都君のファンのお客様だ。

ブログだけでファンを作れるんだから、本当にすごい。

「ありがとうございます。英会話、ぜひ楽しんで学んでくださいね」

「あっ、私は……祥太君のピアノが楽しみで。楽団のコンサート、行ったことがあるんです。なかなかチケットが取れないのに2回も行けていいなって、友達に言われたりして。でも、まさか祥太君に目の前で会えるなんて夢みたいで……。今、出迎えてもらって、心臓が爆発しそうでした。本当にイケメンだし、こんな近くでピアノが聴けるなんて幸せすぎます。もう、すぐに予約しました」

祥太君と、その祥太君が弾くピアノ……目の前で聴けば、またコンサートとは違う感動が溢れてくる。

それを味わえるお客様は間違いなくラッキーだと私も思う。

「それは本当にありがとうございます。お2人の大切なお時間が最高のものになりますよう、私達一同、精一杯おもてなしさせて頂きます。どうぞ、ごゆっくりおくつろぎ下さい」

私はお客様にお礼を言って、お義母さんが部屋に案内してくれた。

さっきの緊張は何処へやら、慣れた感じで、さすがお義母さんだ。

次のお客様は4名様の家族連れ。

ベッドは1部屋に2台なので、4名様の場合は2部
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