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last update تاريخ النشر: 2025-11-19 13:11:17

 ケイとシヘンは緊張して座っていた。マルクエンも若干同じ気持ちだったが、ラミッタは堂々としている。

「私はこの街の冒険者ギルドのギルドマスターです。あなた方にご確認をしたいことがあるのですが……」

「はい、何でしょうか?」

 マルクエンが返事をすると、ギルドマスターは話し続けた。

「先程、前線で戦っていたお二人、あなたとそちらの魔剣士の方は本当にDランクの冒険者なのでしょうか?」

 どう答えようかマルクエンが考えていると、ラミッタが口を開く。

「そいつと私は確かにDランクの冒険者ですが、遠くの地で傭兵をやっていました」

「なるほど……。それで……」

 ギルドマスターは納得したのか、していないのか、といった感じだ。

「この街の兵士長です。まずは感謝を申し上げる。そして、お願いをしたいことがあるのですが」

「私に出来ることでしたら」

 そうマルクエンが言うと、「それでは」と兵士長は話し始めた。

「恐らく魔人であるあの者が、またいつ街を襲うとも分かりません。軍を要請する間、この街を守っていただけないだろうか?」

 マルクエンはラミッタに視線を飛ばす。軽く頷くのを見て返事をした。

「えぇ、分
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  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   お祭りデート

    「隣に居るのは……」 二人が近付くと、顔がチラリと見える。「あっ、ミヌ」 ラミッタがそこまで言いかけた瞬間に沈黙の魔法で声が出せなくなる。「どうしたラミッタ!?」「おやおや、奇遇ですね」 こちらへ向かってくるヴィシソワ。ラミッタは無言のまま何かを叫んでいる。「そちらは……」「えぇ、こちらはミーサ。私の恋人です」 鈍いマルクエンも、お姫様のミヌエットがお忍びで外に出ていることを察した。「あ、あぁ、そうでしたね」「お二人もデートですか?」 ヴィシソワが言うと、今度は顔を真っ赤にして怒るラミッタ。「それでは、私達はこれで。お二人も楽しんで下さい」 ミヌエットがそう言って一礼し、人混みに消えると、ラミッタの声が戻った。「ったく、何すんのよアイツ……」「ははは、お二人も楽しみたいんだろう」 マルクエンは苦笑し、賑やかな街並みを見る。「……。まぁいいわ。私達も何か食べましょう」「そうだな」 屋台や菓子類の歩き売りがそこら中を埋め尽くしていた。「なんかこう、脂っこいものが食べたい気分だな」「あら、奇遇ね。私もだわ」 そうと決まればと二人は何か店を探す。 ふと、スパイスのいい匂いが漂ってきて、二人はそちらを見る。「お、からあげか」「良いんじゃないからあげ」 二人は釣られるがままにからあげを買い、歩きながら食べ始めた。 熱々のそれを噛みしめると、肉汁が溢れ、旨味が口いっぱいに広がる。「どうしてこう、屋台のからあげは、より美味しく感じるんだろうな」「それは同意ね」 マルクエンはこちらの世界に来て、からあげというものを知ったが、酒場でもよく頼むほど好物になっていた。「あ、ビール売ってるわね」 喉が渇いたラミッタは、常温で売られている物よりも、キンキンに冷えたビールを選び、マルクエンはオレンジジュースを買う。「はい、乾杯よ宿敵」「あぁ!」 ラミッタはビールを一気に流し込んだ。苦みと炭酸のキレが染み渡る。「はー!! やっぱ良いわねー」 からあげをつまみにしながら飲んでいたが、そろそろ無くなりそうだ。二人は別の目ぼしいものを探すことにした。 ぷらぷら歩いていると、香ばしい匂いがし、何だとマルクエンは見てみる。「何だアレは?」 見つめる先では網の上で何か丸いものを炙っていた。「あぁ、焼きおにぎりね」「ヤキオニ

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   二人で

    「昔から身体強化は使っていたみたいだけど、あの青いオーラの奴は魔力の消費が特に激しそうね」 ラミッタの言葉にマルクエンは頷いて答える。「あぁ、物凄い疲れるぞ」「身体強化にしろ、光の刃にしろ、宿敵は魔力を100出せば良い所を、120ぐらいで使っているから疲れるのよ」「なるほどな……」 ラミッタの指摘を理解は出来たが、どうすれば良いのかわからない。「まぁ、これは数こなして慣れしかないけどね」「だが時間がないな……」「そうね……」 二人の間にしばし沈黙が流れる。 それを破ったのはラミッタだった。「今、出来ることを考えましょう」「そうだな。ラミッタと連携をしてヴィシソワさんを倒す」 マルクエンとラミッタは、あぁでもないこうでもないと、考えた作戦を言って、実際に試す。 昼食を食べるのも忘れ、二人は夢中になり、気が付けば夕方になっていた。「そろそろ部屋に戻るか?」「えぇ、そうね。お腹も空いたし」 ラミッタは手を頭の後ろに回してスタスタと歩き出し、マルクエンも追いついて隣を歩く。 食堂で出された料理を夢中になってがっつく二人。その後はシャワーを浴び、眠気が来て眠ってしまった。「おはよう、ラミッタ」 朝食を食べに、マルクエンはラミッタと出会う。「えぇ、よく眠れた?」「あぁ、ぐっすりだ」 会話もそこそこに、食事を済ませて二人は地下へ向かう。「おやおや、逃げずに来るのは感心しますね」 魔人ヴィシソワは笑みを浮かべて闘技場の観客席に腰掛けていた。「覚悟しなさい! 今日こそは!!」「それは楽しめそうですね」 そう言って席から飛び降り、二人の元まで歩み寄る。「いつでもどうぞ」 マルクエンとラミッタは体の筋を伸ばしてほぐし、ヴィシソワと対峙した。「宿敵」 そう言ってラミッタは握りこぶしを作った右手をマルクエンに向ける。「おう!」 マルクエンも拳を握り、軽くぶつけた。 剣を抜き、二人は構え、青いオーラを身に纏ったマルクエンが飛び出す。 その後ろからはラミッタが炎と雷を飛ばして支援した。 魔法攻撃を防御壁で弾き飛ばすヴィシソワに向かってマルクエンは重い一撃を放つ。 剣は盾でいなされるが、すぐに体勢を立て直し、横薙ぎに斬りつける。 その後も何発か剣を振り、ヴィシソワに攻撃を浴びせようとしていた。 だが、次の瞬間。マルク

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   飛べよ

    「ラミッタ、手伝ってくれ」「なっ、本気なの宿敵!?」「仕方ないだろう。ヴィシソワさんも何か考えがあるんだ」 ヴィシソワに言われたことも理由の一つだが、空を飛べるチャンスだとマルクエンはワクワクしていた。 うぅーっと下を向いて唸ってからラミッタはマルクエンが鎧を脱ぐのを手伝う。 すっかり身軽になったマルクエンを前にラミッタは覚悟を決めた。「それじゃ、飛んでみましょうか」 互いにドキドキとしている二人。ラミッタは意を決してマルクエンに抱きついた。 ラミッタの柔らかい色々なものを体中で感じるマルクエン。「飛べ!! 飛びなさい!! 飛べよおおおおおお!!!」 まるで時間さえも飛び越しそうな叫び声を上げてラミッタは力を入れる。 同時にマルクエンもきつく抱きしめられた。 すると、どうだろう。マルクエンの身は2メートルほど浮かび上がる。「おっ、おぉ!!」 だが、十秒も持たずに地面へと着陸した。「だ、だめだわ……」「ふむ、マルクエンさんも飛ばせれば何かに使えるかと思いましたが。仕方が無い。訓練を始めますよ」 色々とあり、顔が真っ赤なラミッタだったが、呼吸を整えて落ち着く。「今日は一人ずつ戦います。そして、それを見て、自分には何が出来るか考えるのです」「私から行きます」 マルクエンは言って一歩前に出る。「良いでしょう。掛かってきなさい」 剣を引き抜いてマルクエンは更に半歩踏み出す。そこから目を閉じて青いオーラを身に纏い、一気に駆け出した。 ヴィシソワは槍と盾を持ち、それを迎え撃つ。 直線で距離を詰め、斬りかかるマルクエン。ヴィシソワが盾で受け止めると、凄まじい音が鳴り響いた。 これが一般の兵士ならば盾ごと全身の骨が粉々になっているだろうが、ヴィシソワの魔力で強化された盾は砕けない。(強い……。私と戦った時よりもずっと……) ラミッタは素直な感想を思い浮かべる。 斬り合いを繰り広げる二人。 途中でヴィシソワが距離を取ると、逃すかとばかりに光の刃を撃ち出す。 一進一退の攻防をしているように見えたが、ヴィシソワはまだまだ余裕がありそうだった。「そろそろ良いでしょう。交代です」 そう告げると、マルクエンは一礼して下がる。「それじゃ見てなさい宿敵!」 ラミッタが両手を広げて一回転すると、無数の火の玉が辺りに現れた。 それら

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   歌声

     ラミッタは構わず歌い続けた。「その目で何を見て その手で何を掴むのか やがてその足で 地を踏みしめ 子は何を望む 刹那の夢よ 神よ どうか祝福を」 マルクエンはラミッタの歌を初めて聞く。優しい歌声だった。「ルーサの子守唄よ。おこちゃまにはお似合いね」 ラミッタはニコリと笑う。「あぁ、とても良かった」 マルクエンがまっすぐ見据えて言うので、ちょっと目線を逸らして顔を赤らめた。「……ド変態卑猥野郎」 しばらく会話もなく、マルクエンは膝枕されたまま横になっていた。「ラミッタ、もう動けそうだ」「ホント、頑丈さだけは取り柄ね」 マルクエンは上半身を起こして、足に力を入れた。 何とか立ち上がるが、まだフラついている。「ほら、行くわよ」 ラミッタがマルクエンの左腕を肩に回して歩き出す。 やっとの思いで部屋に戻ったマルクエンは、ベッドに座る。「ほら、その鎧を脱がなくちゃ」「すまんが、手伝ってくれるか?」「分かっているわよ」 マルクエンは防具を脱ぐと、ベッドへ仰向けに倒れ込んだ。「あぁ、満身創痍だ」「でしょうね」 ラミッタは片目を閉じてため息を吐く。「何だか、久しぶりにこんな修行をした。疲れたが悪い気分ではないな」「え、アンタはマゾヒスト?」「違う!!」 ラミッタにからかわれるマルクエン。「アンタこういう修行とか好きそうだもんね」「ラミッタは嫌か?」「私は修行なんて好きじゃないわ。でも、強くなるため、仕方なくよ」「そうか……」 マルクエンはそう返事をしたかと思うと、目を閉じた。「ラミッタ。頼みがあるんだが」「内容次第ね」「また、歌を歌ってくれないか?」 言われ、ラミッタは赤面する。「い、嫌よ!! 私の歌なんて聞いてもつまらないでしょ!?」「そんな事はない。良い歌声だった」「なっ!!」 マルクエンは目を閉じていたが、顔を赤くしてプルプルと震えるラミッタの顔が目に見えるようだった。「と、特別ね、特別だからね!!」 目を閉じているマルクエンにラミッタは歌を披露する。夢見心地のまま、眠ってしまった。 マルクエンはモソモソと目を覚ます。少し仮眠をするだけのつもりが、窓から差す日差しが朝であることを告げていた。 いつぶりか分からないが、全身筋肉痛に見舞われている。「マルクエン様、朝

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   ぶっ倒れマルクエン

     ヴィシソワも槍と盾を呼び寄せ、地上戦が始まる。「さぁ、どこからでもどうぞ」「えぇ、では早速!!」 マルクエンは青いオーラを身に纏い、ラミッタの戦いを真似て、光の刃を飛ばしてから、同時に自分も突っ込んだ。 しかし、ヴィシソワは。なんと光の刃を指先で摘んで投げ返してきた。「なっ!?」 慌てて避けるマルクエン。そんな彼にヴィシソワは言う。「あなたのこの技も魔法の一種。光魔法のようなものですね」 マルクエンが驚き、固まる。「まさかとは思いますが、自分で使っていて知らなかったとでも?」 図星だ。マルクエンは言い返せずにバツの悪そうな顔をする。「まぁ良いでしょう。魔法ということは、反射も出来る」「肝に銘じます……」「さぁ、お話はここまで。掛かってきなさい!!」 新調したばかりの剣を振り上げ、マルクエンが駆け出す。 頭上に剣を構え、振り下ろす一撃に全てを掛けた。 マルクエンの剣技の一つ、盾割りだ。 その刃はヴィシソワの盾を確実に捉えていた。だが。「ほう、これは中々ですね」 戦場でいくつもの盾を破壊してきたこの技でも、魔力で強化された盾は壊れることもなく。ヴィシソワの手から弾かれる事もなかった。 驚くことも、落ち込む時間もなく、ヴィシソワが槍を振り回してくる。 マルクエンは急いで剣を引き寄せ、槍から身を守った。 ヴィシソワが間合いを取ると、今度は槍で連続突きを繰り出す。「ぐっ」 マルクエンはまずいと思った。完全に槍の間合いであり、剣では攻撃が届かない。 ここで踏み込まずに、あえて更に距離を取り、連続して剣を振るって光の刃を飛ばした。 何度も弾かれ、避けられするが、マルクエンは螺旋状に走りながら光の刃を出す。 ぐるぐると周りながら、少しずつ距離を詰めるマルクエン。 剣の届く距離まで近付くと、一気に一歩踏み出して斜めに斬り上げた。 その一撃も軽々と盾で弾くヴィシソワ。 だが、マルクエンは諦めずに何度も攻撃を入れた。 人を遥かに凌駕したスピードで斬って突いて叩きつけて。 ヴィシソワも弾き避けて盾で防ぐ。 一瞬の隙もない攻防戦だ。それを10分ほど続けていた時に、急にマルクエンの動きが遅くなり、体に力が入らなくなった。「なんだ!?」 カクッと膝が言うことを聞かずに曲がり、地面に突っ伏

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   強がり

    「ともかく、魔人も魔王も人類の敵です。一刻も早く討伐せねばならない」 マスカルは真面目な顔で、自分自身にも言い聞かせるように言った。 その後は取り留めもない会話をし、食事は終わる。 マルクエンの部屋へと戻り、二人は会話をした。「魔人と魔王、宿敵。アンタはどう思う?」「どうって言われてもな……。正体すら分からない相手にどうやって辿り着いたものか……」「そうよねぇ」 ラミッタは片目を閉じてため息をつく。「まぁ、考えてたって仕方ないわよね。今はあのヴィシソワって奴を倒すことだけ考えましょう」「そうだな」「それじゃおやすみ」「あぁ、おやすみラミッタ」 ラミッタは部屋に戻り、マルクエンは備え付けのシャワーを浴びて、明かりを消して寝た。 翌日、定刻になると音がなる石によってマルクエンは目覚める。「うーん、朝か」 ラミッタと共に、やって来たメイドに食堂へ案内されると、昨日と同じく既にマスカル達が居た。「おはようございます」 マルクエンが挨拶し、返事が返ってくる。 朝食が終わり、茶を飲んでいる時。唐突にマスカルが言う。「さて、お二人とは少しの間お別れになります」「お別れですか?」 ラミッタが聞き返すと、マスカルは頷いた。「えぇ、我々は各地に魔人の残していった箱を破壊せねばなりません」「そうですか……。そうですよね……」 マルクエンは魔人の残した箱のことを思い返す。「それでは、お二人のご武運を願います」「えぇ、マスカルさん達も。どうかお元気で」 マスカルから差し出された手を握り、ラミッタは言った。 アレラが内心喜んでいるマスカルを察してクスクスと笑う。「さて、準備は良いかラミッタ」「えぇ、大丈夫よ」 二人はヴィシソワが待つ地下の闘技場入り口まで来ていた。 微かな明かりが照らすその先に彼は待つ。「おや、おはようございます」 ヴィシソワは長い黒髪を掻き上げて挨拶をする。「おはようございます、ヴィシソワ……さん?」 マルクエンはヴィシソワに敬語を使うか迷ったが、人類の味方というので一応さん付けしてみた。「名前を覚えて頂いて光栄です」 ニヤリと不敵な笑みを浮かべてヴィシソワは空に飛び上がる。「さて、早速やりますか」 それを見てマルクエンもラミッタも剣を引き抜くが。「と、言っても。このままでは同じ事

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   いざ、ライオへ!

     翌日の朝、勇者マスカルとマルクエン、ラミッタは街中の人達に見送られながら馬車に乗った。「このまま街道を往き、ライオに寄り、王都アムールトを目指します」「やっと、ライオの街を拝むことが出来そうです」 マルクエンが笑いながら話す。「何故、ライオの街を経由するのですか?」 ラミッタは流石に勇者相手には敬語だ。「アムールトまではライオから3日掛かります。物資の補充と、休息のためですね。先程の街は駐在の軍隊も、冒険者も多かったので滞在しましたが」 そこまでマスカルが言うと、魔道士アレラが補足する。「我々を狙う魔人に襲われた場合、宿場町を危険に巻き込む可能性があるので、箱を壊す時以外は

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   最上階!

     部屋の奥には大きな噴水が見えていた。「この先に待ち構えているのかしら?」「あぁ、気を引き締めて行くぞ」 一歩一歩、噴水へと近づくマルクエンとラミッタ。 眼前まで来ると、噴水から光が溢れ、宙を舞う。 警戒して剣を引き抜くが、その光は一点に集中し始め一際眩しく光ったかと思うと、次の瞬間には目の前に長い金髪の美女が現れた。「なっ!?」 驚くマルクエンへ宙に浮かぶ美女は優しく微笑みかける。「よくぞここまで辿り着きました。異世界からの勇者よ」「あ、あなたは!?」 マルクエンに問われると、美女はニコリと笑い返す。「私はこの塔の女神。これより、あなた方に力を授けます」「力をくれる

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   見惚れ

    「アンタとの思い出なんて、戦ったことぐらいしか無いわよ」「いや、別に私との思い出とは言ってないんだが……」 マルクエンに言われて、ラミッタは顔を赤くした。「いやっ、そのっ!!」「ははは」 笑うマルクエンにラミッタは怒る。「何よ!!!」「いや、なんでもない」「なんでもなくは無いでしょ!?」 そんな事を言い合い、しばらく静寂が訪れ、互いの体温を感じ取っていた。「あのさ」「ん? どうした」 ラミッタがポツリと話し、マルクエンが反応する。「アンタは、元の世界に戻りたいわけ?」「あぁ、そうだな。イーヌ王国が恋しいよ」「ふーん……」 ギュッと毛布を掴むラミッタ。「ラミッ

  • 別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが   VS 偽物!

     マルクエンの剣が偽ラミッタの防御壁に食い込み始める。「ラミッタ!!!」 偽マルクエンが飛びかかるも、ラミッタが牽制を入れ、上手く近付けない。「はあああ!!!」 渾身の力を出して、マルクエンは魔法の防御壁を破壊し、偽ラミッタに一太刀浴びせようとした。 飛び退いて避ける偽ラミッタだったが、一瞬で距離を縮められ、横薙ぎの一撃を食らってしまう。 体が真っ二つになり、黒い煙になって消えた。「おのれえぇぇぇぇ!!! よくもラミッタを!!!!」 偽物のマルクエンが憤怒の表情をして重い一撃を放つ。ラミッタは剣が弾かれて、後ろに一瞬バランスを崩した。 そんなラミッタの肩をマルクエンが後ろか

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