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酔っぱラミッタ

last update Date de publication: 2025-11-20 18:47:58

 一気に出るシャワーのお湯がシヘンを襲う。

「きゃっ!!」

「あ、あぁ!! すまないシヘンさん!!」

 慌ててマルクエンはレバーを戻す。

 シヘンは魔術師の白い服を着ていたので、濡れて透けてしまった。

「いえ、大丈夫です」

 そう言ってこちらを振り向くシヘン。次の瞬間、マルクエンは驚愕する。

 透けた服の向こう側に、シヘンの下着が見えてしまっていた。

「あっ」

 それに気付いたシヘンは顔を赤くしてしばらく硬直していたが。

「キャー!!」

 叫んで胸元を隠し、うずくまるシヘン。騒ぎを聞きつけてラミッタとケイがやって来た。

「どうしたの!?」

「大変だ!! シヘンさんが濡れてしまった!!」

「濡れてしまった!? 何やってんのよド変態卑猥野郎!!」

 浴室に飛び込むラミッタ。全身ずぶ濡れで服が透け、しゃがみ込んでいるシヘンが目に入る。

「アンタ!! 本当に何してるのよド変態卑猥野郎!!」

「す、すまない!!」

「良いから出ていけ!!」

 ラミッタはマルクエンを浴室から追い出した。

 そのままの流れでシヘンはシャワーを浴びて出てくる。

「シヘンさん! 申し訳なかった!!」

「い、いえ、大丈夫
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    「私はスフィン将軍を起こしに行くわ」「あぁ、頼んだ」 食事が出来上がる頃合いを見て、ラミッタは椅子から立ち上がる。「失礼します。スフィン将軍」 部屋をノックするが、返事がない。だいぶお疲れのようだっだし、まだ眠っているのかとラミッタは思い部屋に入った。 思った通り、スフィンは上品な横画をし、ベッドの上で眠っている。「スフィン将軍、お食事のご用意ができました」 軽く肩を叩いてスフィンを起こす。「ん……。あぁ、ラミッタか……」 寝ている時も警戒心が強いスフィンがここまで隙を晒すなんて、よほど疲労が溜まっていたのだろう。 金色の髪をさらさらと流しながら、スフィンは上体を起こす。「よく寝た」 ベッドから起き上がり、部屋を出ようとすると、未だに目覚めないマッサを見て、その掛け布団をはぎ取る。「んー……。あと5時間……」「寝すぎだ馬鹿者!!」 結局スフィンによって叩き起こされたマッサはあくびをしながら部屋から出て行った。 起きたばかりだが、空腹を感じているスフィンとマッサは、美味そうな匂いに段々と意識がしっかりとし始める。「あっ、聖女様!!」 村の若い女が言うと、残りの村人達の視線もそちらへ向かう。「聖女様!! この度は本当にありがとうございます!!」「いや、大したことはしていない」 そう否定するも、ぶんぶんと若い女は首を横に振った。「そんな事はありません!!」「お前は、確かあの足を治したタカセとかいう男にアザミヤと呼ばれていたな?」 若い女、いや、アザミヤは自分の名前を言われた事に驚く。「せ、聖女様が名前を憶えて下さっていただなんて!!」「いや、職業柄、人の顔と名前を覚えるのは得意な方でな」  スフィンが言う職業とは軍人、将軍の事だったが、アザミヤ達村人の中ではすっかり聖女としてという事になっていた。「流石、聖女様は違いますね」「いや、だから私は聖女では……」「まぁまぁ、飯も用意してもらったし、食べましょうや!!」 マッサが言うと、スフィンも諦め椅子へと座る。 村の野菜や家畜の肉で振舞われた料理は実に美味で、四人はすっかり満足だった。「いやー、ご馳走様!!」「アザミヤ、それに村の方達。美味かったぞ、礼を言う」「い、いえ、お礼だなんて!! あ、そうだ! 村長が皆様とお話をしたいって言ってました!」 王都

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