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蘇る記憶

作者: 朱音小夏
last update 公開日: 2026-07-01 08:48:58

駅で楼と会ってから学校へは楼と共に登校した。楼が周辺に睨みをきかせていたお陰で、今日は痴漢にあうことがなかった。そして学校へたどり着くと、二人は注目の的になった。

「おはよー!楼...って、もしかして雛形君?!もさもさの髪型やめたんだね!可愛い!この調子でコンタクトに...」

「しないから!」

「えー、もったいない。」

女子が残念そうに肩を降ろす。そしてそれからハッとすると、とんでもない事を言いだした。

「あ、そっか!こんな可愛い顔してたら変な虫ついちゃうもんね!納得納得。」

「...そんなんじゃないんだけど。」

その女子を置いて教室へと向かう階段を上っていると、向かい側から璃亜を忌み嫌う森野と佐伯が歩いてきた。なんか嫌な予感がするな、と思いながら通り過ぎようとしたその時だった。森野の足が璃亜の足を引っかけてきた。その拍子に璃亜は階段から落ちてしまう。

「え?」

「!!璃亜!!」

最後に見たのは楼の必死な顔。そして、ニヤニヤとした森野と佐伯。あぁ。これはダメなやつだ。そう思った次の瞬間だった。走馬灯のように頭の中へと夢の内容が鮮明に流れてきた。あぁ。貴方がそうなのですね、"ロメオ様"
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  • 前世で悲劇の恋をしたら、現世で義兄弟として再会しました。   痴漢から始まる出逢い

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