嘘つきの義妹に婚約者を寝取られ、婚約破棄されましたが、何故か隣国の王子に求婚されています。私の作った薬が必要と言われても

嘘つきの義妹に婚約者を寝取られ、婚約破棄されましたが、何故か隣国の王子に求婚されています。私の作った薬が必要と言われても

last updateDernière mise à jour : 2026-02-20
Par:  九十九弐式En cours
Langue: Japanese
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ギルバルト伯爵家の姉妹である私ーーアイリスと義妹のディアンナ。 私は亡くなった母の意思を継ぎ、薬の研究に没頭していました。 そんな私を継母と義妹は根暗と蔑み、日々過酷な扱いをしてきました。 ある日、義妹は私が毒薬を研究していると嘘を言ってきました。義妹は婚約者を寝取る為、私が邪魔だったようです。 私は無実の罪を着せられ実家を追い出されてしまいます。 そんな時に私は隣国に薬師として招待されます。 「病に侵された王子の命を助けて欲しい」 そう言われた私は隣国に行き、王子の病を薬で治すのです。 これは嘘つきの義妹に婚約者を略奪された私が、王子に求婚され、ホワイトな宮廷で幸せになるお話です。

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Chapitre 1

嘘つきの義妹に婚約者を寝取られた上に実家を追い出されてしまいます

「アイリス! 貴様との婚約を破棄する!」

 それは突然の事でした。

 呼び出された私相手に婚約者-ーロズワールが無情にもそう告げてきます。

「ど、どうしてですか!? なぜいきなりそんな事を!?」

「義妹(いもうと)のディアンナから聞いているよ。君は屋敷の地下室で怪しげな毒薬を作っているそうだね」

「そ、それは違います! 私はそんな毒薬など作ってはいません!」

 私の名はアイリス・ギルバルト。男爵家に生まれた令嬢である。薬の研究をしていた母が亡くなってからというもの継母と義妹に無駄だ、無益だと馬鹿にされつつも、ずっとその後を引き継いできた。

「しかも、それを義妹のディアンナの飲ませようとしたそうだね。僕は心底、君という人間を軽蔑したよ」

「ち、違います! 私が義妹のディアンナに毒薬など飲ませていません」

「ロズワール様……お姉様の言っていることは大嘘ですわ」

 煌びやかなドレスを来た美しい少女が来る。だが、私はその美しさの裏には傲慢さや欺瞞で満ち満ちている事を知っていた。

 義理の妹ーーディアンナである。ディアンナは母が死んだ後、父が連れてきた継母の娘である。

「わたくし、大変怖かったんですの。姉の挙動不審に気づいた私は、咄嗟に飼っている犬に食事を食べさせたんですの。そしたらその犬は泡を吹いて死んでしまいましたわ」

「そんな……」

 よくもまあ、そんな嘘八百を並べられる。私はあきれ果ててしまった。

「う、嘘よ! そんなの!」

「あらっ。嘘じゃありませんわ。ねぇ、お母様」

 そのうちに継母も出てきた。継母はディアンナの母らしく、美しく若い見た目をしていたが、実際の所は見た目だけで、性格のねじ曲がった継母であった。

「ええ。そうよ。ねぇ、あなた」

「う、うむ」

 父も出てくる。父は継母の言いなりであった。完全に継母の尻にひかれていた。

「ねぇ。あなた、私の娘であるディアンナが嘘をついているはずがないでしょう。嘘をついているのはアイリスの方。アイリスは地下で毒薬を飲ませようとしたの。そしてディアンナのあまりの美しさに嫉妬したのよ。そうに決まっているわ」

「そ、そうだな……お前の言うとおりだ。ディアンナが嘘を言っているわけがない。嘘を言っているのはアイリスの方だ」

 実の父は告げる。

「そ、そんな……」

 私は絶句した。まさか実の父にそんな事を告げられるなんて、夢にも思っていなかったのだ。

「ねぇ。ロズワール……そうでしょう? 私が嘘を言うはずがない。嘘を言っているのはあの愚かな姉、アイリスの方よ」

「そ、そうだな……確かにその通りだ」

「でしょ……これが終わったら良い事の続きをしましょう?」

 ディアンナは妖艶に微笑む。私は確信した。ロズワールとディアンナは既に関係を持っていたのだ。

 大方ロズワールはディアンナの色香に惑わされたのであろう。

「あ、ああ……ディアンナ……僕は君さえいればもう十分だよ。そういうわけでアイリス、お前の婚約を解消するから、そのつもりでいてくれ」

 私はロズワールからそう告げられる。

「そ、そんな、あ、あんまりです! なんで私がこんな事に!」

 私はお母様の意思を継ぎ、薬の研究をしていただけ。世のため人のためになるようにただ一心不乱に努力していただけ。

 それなのにこんな仕打ち。あんまりであった。思わずその場で泣き崩れてしまいそうな程に。

 しかし、非情な仕打ちは尚も続く。

「ねぇ。お父様。こんな異常な姉をこの家には置いてはおけないわっ。そう思うでしょう?」

「う、うむ。ディアンナ。その通りだな」

「あなた……あなたにとって娘はもうディアンナ一人よ。あそこの女はもうあなたの娘ではないわ。一家の恥さらしの居場所はここにはないの。わかってるでしょ? ねぇ?」

「アイリス! ギルバルト家当主として告げる! 貴様は即刻我が家を出て行け! そして二度と我が家の敷居を跨ぐなっ!」

 実の父の非情な宣告。動けなくなった私は無理矢理引きずられて追い出される。

そして、着の身着のまま何も持たずに外の世界へ放り出される事になってしまいました。

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綾
1話内で2〜3回繰り返し内容が重複していて、話が長くなっているために、ロック解除のポイントも200近くになっていて、読んでいて騙された感じ。 話の流れも行ったり来たりで、読みにくい。 投稿方法が分からないなら、調べてから載せるべきで課金させるな。
2025-08-25 12:50:32
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嘘つきの義妹に婚約者を寝取られた上に実家を追い出されてしまいます
「アイリス! 貴様との婚約を破棄する!」 それは突然の事でした。 呼び出された私相手に婚約者-ーロズワールが無情にもそう告げてきます。「ど、どうしてですか!? なぜいきなりそんな事を!?」「義妹(いもうと)のディアンナから聞いているよ。君は屋敷の地下室で怪しげな毒薬を作っているそうだね」「そ、それは違います! 私はそんな毒薬など作ってはいません!」 私の名はアイリス・ギルバルト。男爵家に生まれた令嬢である。薬の研究をしていた母が亡くなってからというもの継母と義妹に無駄だ、無益だと馬鹿にされつつも、ずっとその後を引き継いできた。「しかも、それを義妹のディアンナの飲ませようとしたそうだね。僕は心底、君という人間を軽蔑したよ」「ち、違います! 私が義妹のディアンナに毒薬など飲ませていません」「ロズワール様……お姉様の言っていることは大嘘ですわ」 煌びやかなドレスを来た美しい少女が来る。だが、私はその美しさの裏には傲慢さや欺瞞で満ち満ちている事を知っていた。 義理の妹ーーディアンナである。ディアンナは母が死んだ後、父が連れてきた継母の娘である。「わたくし、大変怖かったんですの。姉の挙動不審に気づいた私は、咄嗟に飼っている犬に食事を食べさせたんですの。そしたらその犬は泡を吹いて死んでしまいましたわ」「そんな……」 よくもまあ、そんな嘘八百を並べられる。私はあきれ果ててしまった。「う、嘘よ! そんなの!」「あらっ。嘘じゃありませんわ。ねぇ、お母様」 そのうちに継母も出てきた。継母はディアンナの母らしく、美しく若い見た目をしていたが、実際の所は見た目だけで、性格のねじ曲がった継母であった。「ええ。そうよ。ねぇ、あなた」「う、うむ」 父も出てくる。父は継母の言いなりであった。完全に継母の尻にひかれていた。「ねぇ。あなた、私の娘であるディアンナが嘘をついているはずがないでしょう。嘘をついているのはアイリスの方。アイリスは地下で毒薬を飲ませようとしたの。そしてディアンナのあまりの美しさに嫉妬したのよ。そうに決まっているわ」「そ、そうだな……お前の言うとおりだ。ディアンナが嘘を言っているわけがない。嘘を言っているのはアイリスの方だ」 実の父は告げる。「そ、そんな……」 私は絶句した。まさか実の父にそんな事を告げられるなんて、夢にも思って
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社交パーティーで王子様とダンスをしてしまいます
「アイリス様……大変お美しいです」「ま、まあ……これが私」 真っ赤な赤いドレスを着て、メイドに丹念に化粧を施された私は、自分でも別人のように思えました。 流石に社交パーティーという事で普段の恰好ではいられません。当然のようにまともなドレスを持っていない私は王宮の方でドレスを貸し与えられる事となりました。「それではアイリス様。向かいましょうか。パーティー会場では主賓のあなた様を皆が待っていますよ」「え、ええ。ヴィンセント、向かいましょうか」「はい」 私とヴィンセントはパーティー会場へ向かいます。  ◇パーティー会場は私が見てきたこれまでの光景とは別世界でした。煌びやかなドレスを着た貴族の娘達。それからタキシードを着た男達。煌びやかなシャンデリア。そしてテーブルには豪勢な料理が無数に並んでいます。さらには音楽隊の達者な演奏も聞こえてきます。流れるような音の調べが会場の雰囲気を俄に盛り上げていくのです。「まあ、あれがエル王子の命をお救いになった薬師のアイリス様だわっ!」「あれがアイリス様……!!!」 パーティー会場にいるのは殆どが王族か貴族です。そんな身分の高い方々の注目を浴びた私は大変気恥ずかしくなってしまいます。 そして、件の人物が姿を現します。「エル王子だわ!」「エル王子! 本日も素敵ですわ!」「かっこいい……エル王子」 エルは煌びやかな白いタキシードを着ていました。絶世の美青年である彼は否応なく周囲の視線を集めます。 しかしエルは迷う事なく、私のところまでやってきました。「アイリス様……」「さ、様付けはやめてください。エル王子」「……すまないね。だったらアイリスと呼ばせて貰うよ」 エルは微笑んだ。その微笑みは凄まじく魅力的で私はその場で卒倒してしまいそうになる。「僕の命を救ってくれてありがとう、アイリス」「だから言っていますでしょう。エル王子。私は薬師として当然の事をしたまでです」「それでも同じ事だよ。君の行いで僕は救われた。それに何の見返りも期待する事なく善行を行えるのは中々に出来る事ではない。それは偏にアイリス、君の心が綺麗だからだよ」「え!?」 思わず私の心がときめいてしまうような事をエルは言ってくる。 社交パーティーが始まる。音楽隊の音楽が違う曲になる。これはダンス用の歌だ。「アイリス……どう
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【義妹SIDE】流行病は簡単には治らない病でした
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「国王陛下、なんでしょうか?」 私は国王陛下に呼び出されてしまいます。「実はアイリス様の作った薬、国内にも行き渡らない状態なのに、世界中から購入者が殺到していて、今価格が大変高騰しているんだ」「へ、へー。そうなんですか」「命あっての物種というからね。今世界中の富豪が命おしさにアイリス様の薬を購入しようとしているらしい。だからその薬ひとつで家一軒の値段がついているそうだよ」「ま、まあ! そんなに!」「勿論、我々としても規制はしているが、どうしても人の手に渡った後のことは管理しきれない。闇市のようなところに流れ、売りさばかれているらしい。命よりお金を優先する人たちは確実に存在しているからね」「わ、私はどうすれば……やはり私の作っている量が少ないからですよね?」「そういうわけではないよ。これ以上働かなくていい。アイリス様はよくやっている」「ただ我々もそういうことが起きているとあなたに説明したかったのよ。気を負わないで。あなたは今まで通りのペースで仕事をしていればいいのよ」 国王と王妃はそう説明してくれました。私の作った薬が高値で取引されているというのも変な気分です。 ◇ 私はその日お休みを頂き、街に出ようとしました。久々の外出です。その時です。エル王子に呼び止められてしまいます。「どこに行こうとしているんだい?」「それは街にいこうと」「何を言っているんだ? 君は? 一人で行こうとしているのかい?」「え、ええ……何かいけませんか?」「君は自分の価値をわかっていないようだね。貴重な薬を作れる君は当然重宝される。誘拐くらいされるかもしれない」「ま、まあ! そうなんですか!」 薬を作ること以外頭にない私には考えつきもしないことでした。「だから僕も行くよ。何かあったとしても君は僕が守る」 却ってよかったのかもしれません。こうしてエル王子と二人きりで街へ出向くことになったのです。 ◇「アイリス様だ!」「薬師のアイリス様だ!」「それにエル王子も!」 私たちを見て、国民たちが声をあげます。「もしかして私って有名なんですか?」「王国を救う救世主、聖女だって有名になっているよ」「ええっ!? 本当ですか。私が!?」 私は驚きました。「お姉ちゃん!」    その時、私の目の前に子供が現れました。男の子です。「どうしたの? 僕?」
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「うっ……うう。眩暈がしますわ。頭痛が」 ディアンナは病魔に苦しんでいた。「こ、こんなはずではないですわ。なぜ私が! 私が何をしたというのですかっ! こほっ!」 散々アイリスを虐げ、無実の罪を着せた。その上婚約者まで寝取り、さらには追い出しておいて。それでよくもここまで言えたものだという感じだった。  だがディアンナは本気で自分を悪いと思わない、そういう性格をしていたのである。  だからなぜ善良な自分にこうまでの不運が。ディアンナはそう思っていた。「マリア、ディアンナ。聞いておくれ」 父は言う。マリアとは母の名前である。「お前達がかかっている伝染病は世界各国の医者や薬師が苦闘している原因不明の難病らしい」「な、難病……」「ど、どういう事ですの!! 私達もう治らないんですの!! そんな、このまま死を待つしかないんですの!」「ひとつだけ方法があるらしいんだ」「ひ、ひとつだけ!! なんですのそれは教えてください!! 私なんでもしますわ! まだ死にたくないんですの!」「それがなんでもその治療薬の調薬に成功した薬師が一人だけいるらしい」「だ、誰なんですの!! その薬師を連れてきてくださいまし!!」 ベッドで悶えるアイリスは叫ぶ。「実はだな……」 父は悲痛な顔で告げる。「な、なんですの。お父様、もったいぶって、早くおっしゃってくださいまし!」「その薬師は実は私達が追い出したアイリスなんだ!!」「な、なんですってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 病気で体力が奪われているにも関わらず、ディアンナは叫んだ。余程ショックだったに違いない。「ぜぇ……はぁ……ぜぇ。肺が苦しいのについ大声で叫んでしまいましたわ。な、なぜあの根暗……いえ、間違いました。お義姉さまの名前が」「アイリスは薬師だった母の意志を継ぎ、薬の研究に没頭した。何でも母が亡くなった原因も、原因不明の病気のせいだったらしい。それからあいつは幼い頃から躍起になって、薬の研究をしていた。それでつい最近、その研究に成功したんだ」 父は涙した。やはり血の通った子供は違うらしい。 「あいつはそれだけ大きな仕事をしていたんだ。そんな尊い研究をしているとは知らなかった。それなのに私があの子が毒を作っていたなどという戯言に騙され、ううっ!」「なんですのっ! お父様
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