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第281話

Author: かおる
「このドレスのファスナーでさえ純金製よ。

飾られたダイヤや金をバラすだけでも、かなりの額になるでしょうね」

星の身に纏われた山田グループの至宝を目にし、勇の目は怒りで真っ赤に染まった。

――わざとだ。

自分を挑発し、恥をかかせるために、彼女はあえてこれを着てきたのだ。

勇が掴みかかろうとした瞬間、清子が素早く彼の腕を押さえた。

清子には分かっていた。

星がわざと勇を挑発していることくらい。

だが、胸の奥では彼女も煮えたぎるような嫉妬を抑え込んでいた。

「――星、よくも短期間でこれほど金を浪費できたものね。

本気で、雅臣のお金を自分のものと勘違いしているのかしら。

ふん......せいぜい今のうちにいい気になればいいわ。

離婚した途端、それが全部あんたの悪夢になり、いずれ必ず返させてもらう。

あの夏の夜の星のヴァイオリンも......最終的に手にするのは私よ」

星は勇の怒りなど意にも介さず、静かに雅臣へと微笑みかける。

「急にこんなに気前よくなるなんて......何か条件でもあるんでしょう?

考えてみたけれど、私に価値があるものなんて一つしかないわ」

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Comments (2)
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メイメイ
またない、またない。いい加減にしろ。星を失うからって男らしくない。諦めて清子という脳足りんとくっつけばいいよ。きっと財産使い込むから
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森の魔女
ワオ〜!待てと•••離婚するのに、ながい話しww。
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