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57.まさかの人物

Author: 桜立風
last update publish date: 2026-04-15 12:45:57

「桜ちゃん、今のうちに私たちの部屋を掃除してくれる?」

「かしこまりました」

組長からの話のあと、龍之介と蔵之介は組長と別の部屋に入っていった。桜は奥さまと麗香に続き、部屋を出る。

その足で来るよう言われ、ついていくと、麗香は部屋に入るなりソファにドサっと腰を下ろす。

「うふふ……あの様子じゃ、龍之介は戸惑ってるわね。まさか私も1ヶ月も早まるなんて思ってなかったけど!」

つぶやく声が、弾んで聞こえる。……何か言った方がいいのだろうか。まるで、言葉が浮かんでこないのだけれど。

「組長、意味深なこと言ったと思わない?」

ソファの背に顎を乗せ、掃除機を滑らせる桜に話しかける麗香。

「そう……ですね」

「あれ、子供のことを言ってるのよ!うちもそうだけど、西龍会も跡継ぎを望んでるのね」

龍之介と麗香の子供……彼に大人の女にしてもらった桜に、2人のしどけない姿を想像するのは容易い。麗香に悪気はないかもしれないが、聞きたい話ではなかった。

「私、極道の子供なんて増やしたくないって思ってたけど、結婚するとなったらやっぱり産みたい」

ごめんね桜ちゃん……と謝罪の言葉を言われ、私は「いいえ」と言うべきな
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Comments (2)
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tama neko
何?死んだように見せかけた? 誰かに命を狙われたの?かな?
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yuu
えっ…どういうこと?生きてた?
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