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act:溺愛4

مؤلف: 相沢蒼依
last update تاريخ النشر: 2025-07-16 19:41:28

「ははっ! なに言ってくれちゃってんの? 俺が好きなのはリコちゃんだけなんだ。他のヤツと付き合うがわけないでしょ。離してよ!」

「稜が俺を、好きになってくれるまで――」

 理子さんを見る目で、俺を見て欲しい。君が求めてくるように、今この手で抱いてやろう。俺なしではいられなくしてあげる。

 尚も抵抗を続ける稜のネクタイをなんとか外し、それを使って両腕をグルグル巻きにした。そしてワイシャツの引き裂くようにビリビリと脱がし、スラックスも下着と一緒に剥ぎ取る。

 真っ暗闇の部屋の中、ベランダの窓から差し込む月明かりが彼の白い肌を、ぼんやりと浮かび上がらせた。

 夢の中で犯しまくった躰が目の前にあることに、喜びに満ち震える。迷うことなく艶やかなな肌へと、舌を這わせながら貪った。

「あっ、や、やぁ……うっ、克巳さんっ、やめてって!」

 やめてと言いながらも、しっかり感じている稜。責め立てた胸の尖りはしっかり勃っていて、露わになった下半身も既に形を変えていた。

「枕営業してきたと言ったが、相手はやっぱり業界の人なのか?」

「な、んで?」

 一旦顔を上げ、稜を見つめる。いつもは強い光を放つ瞳が、どこか困ったようにゆらゆらと揺れていた。困惑に満ちた、瞳の理由はなんだろうか?

「だって、きちんと守られているから。仕事の関係でキスマークをつけちゃ駄目って、しつこく言ってただろう?」

 そんな困った顔を窺いながら、そっと下半身に手を伸ばす。それは今にも爆ぜそうなくらい、熱く膨らんでいて――。

「稜……イヤだと言いながらも、しっかりと感じているんだね。もうこんなになってる」

 言い終えない内に迷うことなく彼のモノを口に含み、唾液を滴らせながら、上下に激しくスライドしてやった。

「ああぁぁっ! やだ! ああぁんっ、やめてえぇ!!」

 首をイヤイヤしながらも、何故か腰を上下に浮かせる。もしかして、さっきの行為の余韻が、躰に残っているのだろうか。

「ふぁ……ぁ、ん……、うっ」

 悔しそうな表情を浮かべつつ、きゅっと下唇を噛みしめて、されるがままになっている姿に、俺自身も堪らなくなっていく。激しく責め立てながら、口の中で感じるモノがどんどん大きくなるのを察し、程よいタイミングで、すっと抜き去った。

「ああぁ、ぁ……あぁ……、んっ、くっ!」

 そしてまた口に含んでの愛撫を、何度も繰り返してやる。ここ数日間、俺が味わった苦しみを彼にも知ってほしかったから。

「なぁ稜……イきたいのか?」

 わざとらしく、耳元で囁いてみた。その途端、潤んだ目を見開き、懇願するように俺の顔をじっと見つめる。

「くっ、――イきたい……」

 ひどく掠れた声で呟いた。さっきからずっと、苦しそうに喘いでいたせいか。

 散々焦らされた躰は、反抗的だった態度を変え、泣き出してしまいそうな表情になっていた。そんなにイきたいというのなら、大好きな君のその期待に、是非とも応えてやろうじゃないか。

「稜はココの他にも、感じるトコがあっただろう?」

 吐息を吹きかけながら囁くと、喉をごくりと鳴らした。その艶かしさに、口元が緩んでしまうよ。

(俺の手で彼を淫らに、とことん感じさせてあげたい――)

 そう思いながら感じるその部分に指を挿れて、ここぞとばかりに擦りあげてみた。

「アっ、ふぁ、あっ!! ソッコ……! あぁん!」

 口からヨダレをたらし、快感に身を任せ必死にもがき倒す姿に、躰が否応なしに熱くなっていく。

「稜、どうしてココがこんなに濡れて、ぐちゃぐちゃになっているんだ?」

 思わず、困らせるようなことを言ってしまうのは、心も躰も全部、ぎりぎりまで追い詰めてやりたかったから。大好きな君が俺の手によって、乱れる姿が見たい。

「そっ、そんな、だって――」

 眉根をきつく寄せ、上手く答えられない彼に、更に追い討ちをかけてやる。

「何度抱かれたんだ? こんなにイヤラしくここをヒクつかせるなんて、ソイツじゃ満足出来なかったんじゃないのか?」

「んッ、ああああああっ! そこやだッ、なんか変!! あぁあ! もう出ちゃう!」

「変というなら、止めてあげる」

 稜の悲鳴に近い声を聞き、感じる部分からあっさりと指を抜いた。

「お願い……っ、出したい! イきたい!! きっと好きになるから……。出させて! 克巳さんの好きにしていいから!!」

 すると涙をぼろぼろ溢しながら俺の顔を見て、喘ぐように頼み込んできたじゃないか。

(――その言葉を待っていた)

「いいコだね稜。これは契約だよ、君の躰に刻み込んであげる」

 快感を欲している部分に、最初はゆっくりと――。途中で一気に熱い杭を打ち込んでやった。

「ひゃぁっ……ふぁぁっ! あぁあ!!」

 感嘆の声をあげて自ら腰を激しく動かす姿に、ほくそ笑みを浮かべてしまう。

 稜の躰は、俺自身を待っていた待っていましたと言わんばかりに、これでもかと求めてきた。弓のようにしなる腰を持ち上げたら、ぎゅぅっと締めあげてくる。

「キツっ……くっ!」

「お願いぃっ、もっと、もっとぉ……んっ」

「ここじゃなく、もっと奥を突いてほしいのか?」

 声を出すのも辛いのか両足を腰に絡ませながら、首を何度も縦に振った。漆黒の長い髪を振り乱し、瞳を潤ませる姿を、瞼の裏に焼き付ける。いつでも思い出せるように――。

「そんな顔して、お願いされたんじゃ断れないな。じゃあ気持ちいいトコ、たくさん突いてあげるよ」

 もっと俺を求めてほしい、俺だけに感じてるその顔を見せてほしい。

 彼の願い通り奥の方を突きまくると、腕に爪を立ててしがみついてきた。

「んっ、ひゃっ、あっイ……っくっ! やぁあっぁ! あぁああぁっ!!」

 薄い胸を何度か上下させ痙攣しながら欲を吐き出し、ふっと意識を失う。慌てて上半身を抱き上げ、頬に触れてみた。

「稜っ、稜、大丈夫か?」

「うっ……ん……。ぅ」

 薄っすらと目を開けたが焦点が合っていなくて、ふらふらと彷徨っている感じだ。

「そんなに、俺のが良かった?」

「っ……、ンンっ、克巳さ……」

 長い睫を揺らし、何かを言おうとした稜の唇を塞ぐ。

 何故だろうか、彼が愛おしくて堪らない。ずっと繋がっていたい、俺に縛りつけて離してやらない、絶対に――。

 禁忌を破るべく、稜の白い肌のあちこちに痕をつけた。己の印だと、彼に思い知らせてやりたかったから。

「稜、君の中はどこまでもあたたかくて、とろけそうだよ。出来ることなら溶けてしまえばいいのにな。そうすればずっと、一緒にいることが出来るのに……」

 両肩を掴み躰が逃げないように固定して、自ら腰を激しく上下させ、脱力しきった中に欲を放った。

「イったあとなのに、まだ足りない……君の全部が欲しいからだろう。本当に欲張りだよな」

 どんなに抱いても、稜の心は手に入らないと分かっているけど、それでも抱かずにはいられない。

「以前友人に言われた、お前のような堅物は、恋に溺れると身を滅ぼすタイプだという台詞が、頭の中でリピートしているよ。でもどんな恋をしても冷静でいられたというのに、君に関しては違うみたいだ。実らないと思うからこそ、夢中になってしまうのかな」

 しくしくとした胸の痛みを感じながら、ぐったりとした稜の躰をぎゅっと抱きしめた。この躰だけじゃなく、心も欲しいと思いながら――。

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    ***(克巳さんや二階堂のお蔭で、起死回生のチャンスが巡ってきたのかもしれない――) 未成年者だったときにおこなった悪さが原因で、選挙戦後半の大事なときに実の母親が仕掛けた罠に足を引っ張られ、心の底から肝が冷えた。 だけどそんな自分の感情を、必死になって抑え込んだ。今まで献身的に支えてくれたスタッフや有権者を裏切ることをしたくなかったので変に誤魔化さず、素直な気持ちを言葉に変換して、大勢の人に伝えることができた。 謝罪したその日の夕方と次の日のワイドショーは、そろってその映像をもとに放映された。 今回の騒ぎで迷惑をかけたこともあり、選挙日まで遊説など外出をせずに事務所で謹慎していた

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