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□62

Author: 水沼早紀
last update publish date: 2026-03-04 10:30:49

「ハルキ、雅人、映像が始まったら私たちは捌けるわよ」

「了解」

「報道陣と警察はすでに待機させてるから、頃合いを見て私たちはここから出ましょう」

そんな私に雅人は「お前、どうやって報道陣を呼んだんだ?」と聞いてくる。

「週刊誌にタレコミの電話をしたのよ、匿名でね」

そのおかげか、報道陣はたくさん集まったわ。これならもっと社会的抹殺に相応しいわ。

「週刊誌ってどこだよ?」

「そんなの、奏出版に決まってるじゃない」

「おいおい、マジかよ」

「まあ、今日は見ものね。ワクワクしちゃうわね」

どんな結末になるのか、見ものだわ。 これぞ社会的抹殺だってことを見せてあげるわ。

「さて、そろそろ主役の登場ね。 ハルキ、あなたはマナトとして、彼女たちの前に現れるのよ」

「了解。着替えてくる」

私たちはそれぞれの配置につく。 ハルキ扮するマナトが目の前に現れたら、彼女たちはどんな反応をするのかしらね。

私たちの抹殺計画は、いよいよフィナーレだ。

二人の婚約披露パーティーは、予定通りの時刻に始まった。 会場には鍵谷建設の社員や取引先など、縁のある人たちが参加していた。

「では本日の主役をお呼びしま
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  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   □96

    ハルキのその真剣な眼差しに捉えられて、目が離せなくなった。「朱里が後悔してるとの同じように、アイツだって……きっと、後悔してると思うけどな」「え……?」「実はアイツ……この間、俺たちのところに来たんだよ」真樹が……ハルキたちのところに? どうして……。「朱里のこと、心配してたみたいだった」「心配……?」「朱里のこと守って欲しいって、俺アイツに言われたんだけど」真樹が……ハルキにそんなことを……?「もちろん、断ったけどな」「えっ……?」断った……? どうして?「好きな女のこと守りたいなら、てめぇで守りやがれ!って怒鳴りつけてやった」「ハルキ……」ハルキは私に、「俺だって……本当は、お前のこと守りたいよ。俺が守ってやりたいって、そう思うよ」と子供たちの顔を見ている。「でもお前のことを幸せに出来る相手なんてさ……一人しかいねぇだろうが」ハルキのその悔しそうな顔を見たのは、初めてかもしれない。「ハルキ……っ」「お前はアイツのこと好きなのに、なに意地張ってんだよ。 アイツのこと好きなら、堂々としていればいいだろ」ハルキがこんなに真剣に私のことを考えてくれるなんて、思ってなかった。「好きなのに自分から距離をおこうとするなんて……お前はやっぱりバカだな。 泣くくらい愛してるんだから、離れられるわけがねぇだろうよ」ハルキにそう言われて、私はなにも言い返せなかった。 本当にその通りだと、思ったからだ。「朱里、いい加減くだらないプライドなんて捨てろよ」ハルキは、私にそう告げるのだった。「お前のことを守るべき相手は……俺じゃない」「っ……ハルキ……」悔しいけど、私の好きな人は……愛おしいと思う人は、本当に一人だけだ。「お前が幸せになれるのは……アイツしかいねぇだろ」「っ……」「いい加減、認めろよ朱里。 アイツのことどうしょうもないくらい好きなんだから、そんなプライド早く捨てろ」ハルキのその力強い言葉に、私は「うん……ごめんね、ハルキ……」と謝った。「ったく、お前は……世話の焼ける女だな」「うるさいよ……」そんな私の頭に手を乗せると、ハルキは優しく撫でて「お前が選んだ道なら、俺は応援するよ。 だから、行ってこいよ」と背中を押してくれた。「でも、憐と爽が……」憐の爽を置いていくことなんて、出来ないと思ったけど、ハルキが「

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  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   ■91

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  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   □㉞

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  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   ■㉝

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  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   ■㉛

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  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   □㉚

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