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バイト辞めました

ผู้เขียน: 伊藤ほほほ
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-01-27 02:37:08

「店長、俺バイト辞めます! 今までお世話になりました!」

 昨晩の出来事だ。

 俺は、一年半勤めていたコンビニバイトを辞めた。

 高校を卒業してから一番長く続いたバイトだった。

 俺の日常は、ルーティン化されたつまらないものだった。

 朝起きたらストレッチをする。

 リビングへ行くと、テーブルの上には母さん手作りのご機嫌な朝食が用意されている。

 レースのカーテンを通して柔らかくなった朝の日差しに包まれながら、優雅に食事をする。

 食事を終えたら歯磨きの時間だ。

 歯ブラシは極細毛で硬めというこだわりがある。

 強烈ミントの歯磨き粉が、口の中を爽やかな香りで満たし、一日の始まりを感じさせてくれる。

 お洒落好きな俺は、毎朝シャワーを浴びる。

 お気に入りのフローラル系の香がついたボタニカルシャンプーで髪を洗うと、とても気分がいい。

 鏡の前で髪を乾かしながら、マットなヘアワックスで髪形を自然に整えて、バイト先の近所のコンビニへ向かう。

 そんな毎日に嫌気が差した。

 バイトの安い給料でも、実家暮らしの俺なら必要最低限の生活は出来る。

 しかし、二十歳になり、このままの生活でいいのかと考えるようになってしまった。

 食って寝て仕事して、たまに趣味に金を使う。

 平凡な生活の中に、ささやかな幸せを感じるのが人生だと頭では理解している。

 ほとんどの人がそうであると頭では理解している。

 でも、俺は変えたかった。

 刺激的な毎日を送りたいと考えてしまったんだ。

 今は、ベッドの上で寝転んで束の間の無職を満喫している。

 ヒューコンのシアター機能を使い、とある配信を見ているところだ。

 ワーキャスの日本キャスターランキング一位、タイキンさんの異世界配信だ。

 五万人以上の視聴者が常駐しており、多い時には三十万人を超える。

 タイキンさんの推定年収は数十億円と言われている。

 タイキンさんは、イグドラシアという異世界にワープし、『炎の勇者』というスキルを授かった。

 主な配信内容はダンジョン攻略なのだが、派手な火属性魔法と勇者の身体能力を活かした迫力のある戦闘が視聴者を虜にしている。

 時折、異世界の商品紹介なんかも混ぜながら、見ている者を飽きさせない工夫も素晴らしい。

 キャスターの収入源は、広告掲載料、サブスクライブ、マネーチャットだ。

 ワーキャスの仕様で、サブスクライブしたキャスターの配信には広告が流れなくなる。

 ダンジョンのボスにトドメを刺す瞬間に広告が流れでもしたら、臨場感が台無しになってしまう。

 戦闘メインの配信では常に何が起きるか分からないので、お気に入りの配信者のサブスクに入らざるを得ないのだ。

 非常に良く出来たシステムだと思う。

 そして、俺が踏み出そうとしている新しい一歩が、このワーキャスのキャスターなのだ。

 日本では既に千人以上のキャスターが居るが、遊んで暮らせる程の金額を稼いでいるのは一握りだ。

 実は、始めるにあたって悩んでいる事がある。

 現在キャスターには三パターンあり、一つがリセマラと呼ばれる手法で、異世界へ行きスキルを確認してハズレだった場合は地球に戻ってリセットし、アタリのスキルが出るまでこれを繰り返す。

 ハズレが出ても笑えるし、アタリが出たら盛り上がる。

 手に入れたスキルでどんな活躍をするのかと期待する固定の視聴者がつくというやり方だ。

 二つ目が、お願いガチャと呼ばれる手法で、配信の始めにリセットしない事を宣言して異世界へワープする。

 この場合は、アタリスキルだとあまり面白くないが、ハズレを引いて悪戦苦闘する様を見せると人気が出る。

 三つ目が、ぶらり旅配信だ。

 色々な場所へ行き、美しい景色を見せたり、美味しい物を食べて上手にレポートする。

 この手法で人気のキャスターは、容姿がいいか表現力が抜群かの二択なので、俺には難しいかもしれない。

 一つ目か二つ目かどちらを選ぶかが勝負の分かれ目だと思っている。

 結局は配信を切り抜かれたり、掲示板で話題にあがったりと、それがバズるかどうかの運要素が強いという話なので、とりあえず始めてみないとなんとも言えないのだが。

 やはり、危険の少ないリセマラの方が安パイだろうか。

 ぼーっと考えながらヒューコンが映し出すビジョンを眺めていると、タイキンさんがダンジョンボスをあっさりと倒してしまう。

 コメント欄では凄い数のマネーチャットが流れている。

 数時間で何百万と稼いでしまう非現実的な光景を目の当たりにして、やる気がみなぎってきた。

「よし、俺もやるぞ! タイキンさんみたいに大金持ちになってみせる!」

 ベッドから立ち上がり、両頬を叩いて気合いを入れた。

 バイトを辞めた後、親にはキャスターになる事を伝えてある。

 もう後戻りするつもりは無い。

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