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第126話

Author: 霜晨月
last update publish date: 2026-04-23 22:34:52

「マスター?それって何だ」

「その名の通り、トップクラスの能力を持つ万能型エージェントのことだ。SAに匹敵する戦闘能力と感知力を持ちながら、SPに引けを取らない分析力と判断力も備えている。パートナーなしの単独任務もこなせる、まさにソウルエージェントの絶対的エースだな」

哲がSAではないと知り、颯斗は密かに安堵の息を漏らしたが、それと同時に、心の中にまた別の疑念が湧き上がってきた。

披露宴の最中、颯斗は二人から少し離れていたものの、ずっと練と哲の一挙一動を注意深く観察していた。哲を前にした時の練の態度が、どうにも意味深長であることに彼は気づいていた。

「お前とアイツ、本当にそれだけの関係なのか」

「そうじゃなきゃ何だって言うんだ。それ以外にどんな関係があるって」

「もし本当にそれだけの関係なら、お前の心界にアイツの居場所を残したりするのか」

練はハッとして、言葉に詰まったような反応を見せた。その躊躇いを察した颯斗は、自分の質問が急所を突いたことを確信し、すかさず畳み掛けた。

「この前、幻蛇がアイツに化けた時もそうだった。お前が取り乱して、隙だらけになっていたのを俺ははっきりと覚えている
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