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1-2.VR園芸部(1/2)

last update Date de publication: 2025-07-06 11:00:11

 やっと放課後。十六夜とあたしはスクバを肩にかけ前園記念部活動棟の部室へ急ぐ。と、その前に入ってすぐのカフェテラスで部活で食べる餌を調達。

「おばさん、10円アイス20本」

 いつものやつを注文する。袋に「ガリガリーン!」って書いてある。

「それと、ホット・チャイ。シナモンで!」

 十六夜が「シナモンで!」を廊下にまで響き渡る大声で注文する。これ言わないとデフォで山椒粉をぶっかけて来るのが辻沢流なのだった。

「山椒嫌いかい?」

 カウンターのおばさんが、手にした山椒粉の入れ物をシナモンに持ち替えながらいたずら顔で聞いて来る。

「嫌いではないけど、チャイにはやっぱシナモンでしょ」

 何にでも山椒粉をぶっかけるのは山椒が辻沢の特産物なのも理由の一つだが、冬凪が言うには「ヴァンパイア除け」なのだそうだ。辻沢のヴァンパイアは山椒が苦手らしい。

 おばさんは十六夜にチャイを出した後、いったん奥に下がってから両手に棒付きアイスの袋をぶら下げて来た。

「あ、山椒抜きですよね」

 あたし
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     これはホントに深刻な問題なのだ。というのも、石を立てるというのは言葉通りでは庭石を設置することなのだけど、その昔庭造りをする坊主を石立僧と言ったように作庭そのものを表すからだ。ゆえにこのプロジェクトに限らずメタバース内で作庭することの根本問題といえるのだった。 それでゼンアミさんに解決策を聞いたら、ゼンアミさんの時代には当たり前の風習だったようで、「人柱をご用意ください。なに、赤子一人でいいのです」 などと、ぞっとすることを言い出したので、以来それについてはゼンアミさんに限らず他の庭師AIにも相談しないことにしている。 ゼ

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