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初めての狩り

Penulis: 結城慎二
last update Tanggal publikasi: 2026-06-06 18:00:37

 とっさに槍を構えたけど、こんな大きなデヤールの突進を受け止められる自信ないぞ。

 でも、ここで逃すわけにもいかない。

 僕は、黒曜石の槍の威力を信じて槍を構える。

 これでも僕は前世で剣道有段者だ。

 デヤールの突進力を槍の攻撃力にそのまま利用するために槍の尻を地面に落として、頸動脈があるあたりに狙いを定めて突き刺す。

 微妙に角度をつけた槍は突き刺さるんじゃなく首の皮を切り裂いた。

 狙い通りに頸動脈が断ち切れたらしく、盛大に血がしぶく。

 この成功の代償に槍の柄がポッキリ折れたのはまぁ仕方ない。

 穂先を手に取りデヤールの血抜きを始める。

 これは現世で経験がある。

 父ちゃんたちと狩をした時に教えてもらった。

 一人でやるのは初めてだけど、何度かさせてもらった経験がある。

 あの時は父ちゃんたちが弓矢で仕留めてたっけ。

 …………。

 感傷に浸っている暇はない。

 血の匂いにひきつけられて肉食のファレクスやナルフ、冬
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