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第176話

ผู้เขียน: 手足あせだく
「第二位・黒田沙耶」

本来であれば称賛を浴びるべき見事な成績。だが、沙耶の顔に喜びの色など微塵もなかった。

会場中に鳴り響く無数のシャッター音。

眩いフラッシュの光の渦の中心にいるのは、審査員たちから絶賛され、すべてを勝ち取った実花だ。

どうして……どうしてあんな女がっ!完璧な令嬢として、いかなるトラブルが起きようとも優雅な仮面を崩さないと自負してきた沙耶。だが、実花を前にすると、その自制心はいとも簡単に崩れ去ってしまう。

光り輝く実花を睨みつける彼女の瞳からは、もはや隠しきれないほどのドロドロとした怨念が溢れ出していた。

同時刻。

深夜の冷たい風が、フラフラと歩く美由の体を芯まで冷やしていく。

委員会の尋問室から解放された彼女は、完全に魂の抜けたような顔をしていた。

六時間にも及ぶ密室での過酷な尋問。そして、買収したスタッフのあっけない自白。彼女の不正は完全にクロと断定された。

刑務所行きこそ免れたものの、芸術委員会からは永久追放。彼女がこれまでの人生を賭けて手に入れてきた数々のライセンスも、すべて目の前で剥奪された。夜が明ければ、彼女の「愚かな悪行」は瞬く間に業
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