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マルクエンのセンス

last update 게시일: 2025-11-13 14:13:53

「あ、あの、変じゃありませんか?」

「いえ、とてもお似合いですよ」

 マルクエンが真顔で言うもので、シヘンは思わず恥ずかしくなり、視線を逸らす。

「後は宿敵の服ね」

 ラミッタに連れられ、マルクエン達は街なかを歩く。

「おっ、これ良いんじゃないか?」

 足を止めるマルクエンはと、ある店のガラスケースを見ていた。シヘンはその先にある物を見て思わず笑う。

「ふふっ、マルクエンさんも冗談をいうのですね」

 そこには金ピカのスーツがあった。

「本気なの宿敵?」

 思わず引いてラミッタは言う。

「え、良いじゃないか。金ピカでカッコいいぞ」

 マルクエンさん本気だったんだとシヘンも笑うのをやめた。

「あー、なんつーか……。マルクエンさんのセンスって独特っスね」

 ケイも最大限オブラートに包んで言ってみる。ラミッタは小馬鹿にした顔でマルクエンに言った。

「宿敵、あなたは今までの人生どうやって服を選んできたのかしら?」

「うむ、小さい頃は使用人が、国に仕えてからは城のメイドさんが選んでくれていた」

 マルクエンの言葉にラミッタは呆れる。

「これだからボンボンのお坊ちゃまは」

「よく居るっスよね、異性
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