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第188話

Author: 清水雪代
彼の言葉を聞いても、智美は答えなかった。

隣にいた悠人は眉を上げた。

自分はまだ正式な関係にもなっていないのに、この男はもう後ろに並ぶつもりか?

光生を見送った後、智美はまた祐介のために専用介護士を手配しようとした。

しかし瑞希と祐介の両方に断られた。

瑞希は気に入らなかったことに対し、祐介は智美に世話をしてほしかったからだ。

智美は彼らが拒否するのを見て、それ以上はこだわらなかった。

彼女は祐介に言った。「毎日時間を作って見舞いに来るわ」

たとえ彼らの間にあれほど多くの問題があったとしても、祐介は結局自分を救ってくれたのだ。彼に対して非情にはなりきれない。

翌日、智美は祐介の見舞いに来た。

まさか、千尋もいた。

彼女はちょうど優しく祐介の手を拭き、リンゴを食べさせているところだった。

千尋のようなプライドの高いお嬢様が、こんなにも甲斐甲斐しく祐介の世話をするとは想像しがたい。

しかし祐介は満足していないようで、冷たい顔で彼女を見ようともしなかった。

智美はこの光景を見て、かつて自分も同じように祐介の世話をしていたことを思い出した。

祐介は同じように、自分
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