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第1061話

مؤلف: 風羽
九条津帆は車を走らせた。

しかし、九条美緒との関係が、この瞬間から崩れ始めたなんて、彼は気づいていなかった。

その後、彼の事業は父の九条時也を超えるほどに成功した。でも、自分を犠牲にしてまで6年も待っていてくれた九条美緒は、もうどこにもいなかった。

彼はゆっくりと、少しずつ彼女を失っていったのだ。

......

九条津帆は車で会社へ向かった。

会議室には、すでに人が集まっていた。九条家の長男である彼の機嫌が悪いことは、誰が見てもあきらかだ。整った顔は不機嫌にこわばり、会議を仕切る時も相手企業の担当者にとても厳しくあたった。

その相手とは、中野明美だった。

九条津帆の機嫌を損ねることができるのは、九条美緒くらいだろうと中野明美は考えた。

いつもは女性に冷たい九条津帆が、九条美緒の前では信じられないくらい優しい。中野明美はそれが気に入らなかったけど、大したことじゃないと思っていた。

九条津帆みたいな男が、一人の女にいつまでも我慢できるわけがない。

会議は終了した。

いくつか細かい点の打ち合わせが残っていた。

中野明美はとても美しく、スタイルも抜群だった。彼女は自分
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