世迷言のような抽象的な言葉から音楽が生まれる過程って、すごく興味深いよね。例えば、'NieR:Automata'のサウンドトラックは、ゲーム内の哲学的なテーマと重なるように、儚さと破壊の美しさを音で表現している。あの機械生命体の無機質な世界観と、2Bたちの感情の揺れが、『壊レタ世界ノ歌』のような楽曲に込められている。
最近聴いた中では、'DEEMO'の楽曲『Nine Point Eight』も、落下という物理現象を音楽に昇華させた傑作だ。ピアノの旋律が重力に
逆らうかのように上昇していく様は、聴いていると不思議な浮遊感を覚える。世迷言の持つ曖昧なイメージが、作曲家の手にかかるとこんなにも具体的な感情を喚起するんだなと感心させられる。
音楽って、言葉では説明しきれない感情を、音という形で具現化する芸術なんだよね。特にゲーム音楽は、プレイヤーが体験する物語と密接に結びついているから、余計に深みがあると思う。