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7年間支えた弁護士夫に捨てられ、目が覚めた

7年間支えた弁護士夫に捨てられ、目が覚めた

法律事務所で999件連続で勝訴した。それを受けて、長年結婚の事実を隠していた弁護士の夫・渡辺翼(わたなべ つばさ)が、ようやく私・高橋凛菜(たかはし りんな)との結婚式を挙げることに同意してくれた。 けれど、日が暮れても翼は現れなかった。代わりに私が見たものは、彼がパラリーガルの杉本日和(すぎもと ひより)と結婚式でキスをしている、インスタの投稿だった。 【さっき同僚に『売れ残り』ってバカにされたけど、弁護士の彼が助けに来てくれた。これから、昼は彼の優秀な部下、夜は彼の愛する妻になるわ】 写真の日和のひとと翼の薬指にはめられた結婚指輪が、やけに目に焼きついた。 きっと誰もが、私が怒りで我を忘れると思っただろう。でも私はあっさり笑って、こうコメントをつけた。 【次は赤ちゃんだね!ご祝儀、たっぷり包んであげる!】 すると次の瞬間、一日中電源を切っていた翼のほうから、電話がかかってきた。 「日和は妊娠したのに、相手のクズ男に捨てられたんだ。彼女の両親はすごく保守的な人たちだから、このことがバレたら、きっと勘当されてしまう。お腹の子とどうやって生きていけっていうんだ。同じ弁護士なのに、君には少しも同情心がないのか? 今すぐあのコメントを消して、日和に直接謝罪するんだ。彼女が何の問題もなく無事に子供を産めたら、君との結婚式はちゃんとやり直すから」 でも、私は手にした離婚訴訟の書類を見つめながら、ただ冷ややかに笑った。 「もう必要ないわ。あなたは、私たちの離婚裁判の準備でもしていればいい」
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身代わりの愛

身代わりの愛

十八歳の年、玉の輿に乗った実母・一ノ瀬淑子(いちのせ よしこ)が、私という娘――一ノ瀬紗季(いちのせ さき)の存在を、突然思い出した。 電話越しに、彼女は言った。「毎月100万円やる。白見原に来て、おとなしくしてなさい」 私は即答し、大学入試の志望校を白見原経済大学に書き換えた。 一週間後、白見原から迎えが来た。 来たのは淑子じゃない。淑子のもう一人の娘、一ノ瀬美月(いちのせ みづき)の婚約者――神崎亮介(かんざき りょうすけ)だった。 彼が私に向けた最初の言葉は、こうだ。「美月の身代わりになれるなんて、お前の光栄だ」 それから私は白見原で、美月の身代わりとして八年を過ごした。 言われるがままに従い、侮辱されても、黙って耐えた。亮介は、私を通して美月を愛していた。 二十六歳の誕生日、亮介は無表情のまま、私にプロポーズした。 耳元に息をかけ、囁く。「忘れるな。お前は美月の身代わりだ」 私はうなずき、手を差し出して、指輪をはめさせた。 背を向けたその瞬間、ニューヨーク大学金融学博士課程への出願メールを、静かに送信した。 白見原という踏み台は、もう十分だ。そろそろ、ひとつ上へ跳ぶ。
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弟の薬を捨てた私を、母は人殺しと呼んだ

弟の薬を捨てた私を、母は人殺しと呼んだ

弟である理安(りあん)が喘息の発作を起こしたあの日。私、松山星那(まつやま せな)は理安が使うはずだった吸入薬を、すべて洗面台に洗い流した。 母の紗季(さき)が洗面所に飛び込んできたとき、私の手にある空のボトルからは、まだポタポタと滴が落ちていた。 母は息ができずに胸をかきむしる理安を抱き寄せ、私の頬を力任せに張り飛ばした。 「星那!あんた、まだ8歳なのに、どうしてそんなに底意地が悪いの!この子が死ねばせいせいするとでも思ってるの!?」 違う。その薬は中身がおかしいんだって、伝えたかった。 ボトルの口からは、ツンと鼻を刺す消毒液の臭いがしていた。新しく雇われた家政婦が、掃除用具入れから間違えて持ってきたものだったからだ。 でも、母は私の弁解を最後まで聞こうとはしなかった。 私の腕を乱暴に掴み、まだ改装工事の終わっていない物置部屋へと引きずり込むと、外からガチャリと鍵をかけたのだ。 「自分のくだらない嫉妬心より、弟の命のほうがずっと重いって気づくまで、そこから絶対に出さないからね!」 ドアの向こうでは、父の智也(ともや)が理安を抱きかかえ、慌てて病院へと駆け出していく足音が遠ざかっていく。 一方、ドアの内側では、私が暗闇で蹴り飛ばしてしまったポリバケツから白いペンキがドクドクと流れ出し、じわじわと私の足の甲を覆い始めていた。 私はドアの隙間に必死で爪を立て、「お母さん、お母さん!」と何度も何度も泣き叫び続けた。 翌日。 病院の医師から「理安くんの薬には、確かに清掃用の洗剤が混ざっていました」と電話が入り――そこでようやく、母は思い出した。 物置部屋の鍵が、まだ自分のバッグの底に沈んだままであることを。
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癌になった私、彼氏は親友の顔合わせへ

癌になった私、彼氏は親友の顔合わせへ

私はがんと診断された。七年付き合った彼氏・氷川颯太(ひかわ そうた)は、私をひとり病院に残したまま、彼の親友・黒沢静江(くろさわ しずえ)の結婚を急かす親への対応を手伝いに行った。 検査結果が出て、診断書を手に病院で号泣しながら彼に電話をかけた。 「颯太、わ、私……」言葉につまり、声を詰まらせる。 末期がんだと、どう伝えればいいのか。 颯太が慰めてくれると思った。 でも、電話の向こうから聞こえたのは、いらだちを含んだ彼の声だった。 「もういい加減にしてくれ!静江は親友なんだ。家族に会うのを手伝って何が悪い?結婚を約束したのに、まだ不満なのか?」
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永遠に、お前を失った

永遠に、お前を失った

冬真と結婚して、もう十年になる。 その間、彼が浮気してきた相手――歴代の「彼女たち」とは、全部顔を合わせてきた。 彼が飽きて新しい子に乗り換えたくなったとき、私の存在はいつも便利な口実だった。 「結婚したら、君も彼女みたいになるよ。慣れすぎて、何のドキドキもなくなる」 まるで見せしめみたいに、私を指してそう言う。 結婚記念日の今日、私は彼が振ったばかりの大学生の子の涙を拭いてる。 その頃、冬真は新しい子を連れて映画館でデート中。 一箱まるごとティッシュを使い切ったとき、ふと、昔の自分がそこに重なった。 ……だから、私は冬真に離婚を切り出した。 彼はめずらしく戸惑った顔をして、ぽつりとつぶやいた。 「もう少し待てばよかったんじゃない?俺が更生して、まともになるかもよ?」 私はただ静かに笑って、何も言わず、海の向こうへの片道切符を予約した。 あなたが振り向いてくれるのを待つより、 ――先に、行くね。
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愛よ、風に舞う雪のように

愛よ、風に舞う雪のように

十八歳の結城海斗(ゆうき かいと)は清水心美(しみず ここみ)を激しく愛していた。 二十八歳の海斗は、その愛を自らの手で壊してしまった。 彼は外の愛人のために、妻の母を死に追いやり、かつて愛した人を深く傷つけた。 心美は母の遺骨を抱き、降りしきる雪の中を去っていった。 そして、二十八歳の海斗を、永遠に、あの冬に閉じ込めた。
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双子の妹

双子の妹

私が亡くなった日は、双子の姉と私の誕生日パーティーの日だった。 姉は目に涙を浮かべ、私の恋人に抱かれていた。 母は怒りに満ちた様子で、何度も私に電話をかけていた。 兄は目を真っ赤にして、メッセージで叱りつけていた。 「お前みたいながめつい奴は、他人の幸福を喜べないんだな」普段は無口な父までも激怒していた。 「あいつは育ててやった恩も知らないやつなんだな」私は胸に手を当てた。 幸いなことに、ここはもう痛くない…
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二十七日の懇願、三日遅れの離婚

二十七日の懇願、三日遅れの離婚

母が病に倒れ、余命わずかの中で、最後に望んでいたのは私の結婚だった。 私は高嶺辰哉(たかみね たつや)に二十七日間も頼み込み、ようやく一緒に婚姻届を出してくれると約束してもらった。 けれど、私は区役所で窓口が閉まる時間まで待っても、彼は現れなかった。 その日のうちに、辰哉の幼なじみ――村瀬冬実(むらせ ふゆみ)が、SNSに一枚の写真を載せた。 【早いなあ。あと三日で、入籍して一か月になるんだ】 その瞬間、私は気づく。最初に彼へ必死に頼み込んだあの日、辰哉はすでに幼なじみと婚姻届を出していたのだと。 同時に、スマホに彼からの謝罪のメッセージが届いた。 【穂花、冬実は家に無理やり結婚させられそうになっていた。放っておけなかったんだ。 あと三日で、俺たちは離婚する。 三日後、必ずお前を迎えに行く】 ――そして三日後。 正装姿の辰哉が区役所の前に現れたとき、彼のスマホに届いたのは、ただ一通の私からの言葉だった。 【辰哉、もう二度と会わない】
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春風は尽きず、愛は静かに永く

春風は尽きず、愛は静かに永く

結婚から五度目の正月、藤堂瑠璃(とうどう るり)は突然と姿を消した。 安部澄人(あべ すみと)が警察署に駆け込み、失踪届を出した。対応した警察は事情聴取を終えて記録に目を通すと、顔つきを一変させ、妙な表情を浮かべる。 「奥さまが藤堂瑠璃だとおっしゃいましたね。では、あなたのお名前は?」 「僕は安部澄人です。妻のことで何か分かったんですか?」 彼は白杖をぎゅっと握りしめ、普段は冷ややかに沈んだ黒の瞳が、この時だけ不安を映して揺らいでいる。 警察は眉をひそめ、机を強く叩く。 「ふざけないでください。本当の名前を言いなさい!」 澄人は眉をわずかにひそめる。 「僕は確かに、安部澄人です」 背後で金髪の若者たちがどっと嘲笑を噴き出す。 「この目の見えないやつ、似てるからって本人のふりなんかできると思ってんのかよ。 この港町じゃ誰だって知ってるんだよ。藤堂瑠璃は、安部澄人との子どもができた祝いに、彼に二千億円のヨットを贈ったんだ。安部澄人はSNSに連日投稿していて、何日間もトレンドに上がってたじゃねえか。 それでお前が安部澄人だって?なら次は、自分が御曹司だって言ってみろよ!」
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紗月の遺書

紗月の遺書

玉木真吾(たまき しんご)と一緒に過ごした十年。私たちは、互いに苦しめ合い続けた十年でもあった。 彼は愛人をよく替え、私はL市中から嘲笑される存在になる。 一方の私は、毎日のように彼のカードを使い、彼の金を散財し、街中を騒がせながら浮気相手を叩きのめし、有名な悪妻と呼ばれるようになる。 がんの診断書が下りたその日、もう何もかもが限界だと悟る。 私は真吾に電話をかけた。「真吾、約束する。私たち、離婚しよう」 電話の向こうで、彼は新しい女を腕に抱き、鼻で笑う。「沖田紗月(おきた さつき )、本気でその作り話を信じると思ってるのか? その手はもう何度目だ。つまらない」
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