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「みんな......こちらは俺の学生時代の後輩、瑠璃川瑠璃子だ......これから彼女は、俺が立ち上げるVTuberチームの一員として加わることになった」
「こんにちはあ!瑠璃子です、よろしくお願いしますね!」
「えっと......こんにちは」
「こんにちはあ!」
俺はみんなを家に集めて、お互いを紹介し合った。
「今後、VTuberのチームを立ち上げてみようと思ってるんだ」
「チームを立ち上げるんですか?」
明が手を挙げて聞いた。
「そうだ......今、サちゃんとも相談したんだが、彼女もチームを作りたいと思ってるらしくてな......」
「初期のアイドルグループみたいな感じですか?」
「その通りだ、まゆりん......そしてこいつが、俺が立ち上げる第一期生VTuberチームの二人目のメンバーになる......」
みんな顔を見合わせた......。
「つまり......VTuber事務
027「みんな......こちらは俺の学生時代の後輩、瑠璃川瑠璃子だ......これから彼女は、俺が立ち上げるVTuberチームの一員として加わることになった」「こんにちはあ!瑠璃子です、よろしくお願いしますね!」「えっと......こんにちは」「こんにちはあ!」 俺はみんなを家に集めて、お互いを紹介し合った。「今後、VTuberのチームを立ち上げてみようと思ってるんだ」「チームを立ち上げるんですか?」 明が手を挙げて聞いた。「そうだ......今、サちゃんとも相談したんだが、彼女もチームを作りたいと思ってるらしくてな......」「初期のアイドルグループみたいな感じですか?」「その通りだ、まゆりん......そしてこいつが、俺が立ち上げる第一期生VTuberチームの二人目のメンバーになる......」 みんな顔を見合わせた......。「つまり......VTuber事務所を作るってことですね」「そうだ......でも名前だけだけどな」「なんでですか?」 悠太と春が完全に困惑していたので、俺は説明した。「実はな、会社を設立するには最低でも五百万円の運転資金が必要なんだ......そうじゃないと資金繰りが間に合わなくなる。それに税金とか、資本金とか、色々必要なことが多すぎてな」「つまり、脱税目的の会社を作るってことですか?」 瑠璃が聞いてきた。「違うわ!ただ、運転資金が十分になければ絶対に潰れるって言ってるだけだ。だから名前だけの会社って言ってるんだよ......」「それで、収入源はどこから来るんですか?」「お前らから徴収するんだよ。全収入の5%だけもらう予定だ......」「これ完全に泥棒じゃないですか!」 彼女が大声で騒ぎ立てたので、部屋の全員がうんざりした顔をした。彼女はその表情に気づくと、舌を出して可愛い顔を作った。「へへ......冗談ですよ」
026 新宿の歩道橋を歩いていると、雨が降り始めた頃、小さな手が俺の肩を叩いた。「こんにちは......」 コスプレ衣装を着たサちゃんが、俺に傘を差しかけながら声をかけてきた。傘が開いた途端、雨が降り出した。「おお......ありがとう」 俺は傘を受け取って代わりに持った。「新宿で何してたんだ?」「服を買いに来たんです」 彼女は左手に持っていた紙袋を見せてくれた。「手伝おうか?」「大丈夫です......」「ライブの方はどうだ?」「フォロワーはどんどん増えてます。今は四千人になりました。アンチにつきまとわれることもありますけど、まゆりんと明ちゃんがすぐに対処してくれるんです」 マネージャーか何かかよ。「アンチに対応できないんじゃないかと思ってたよ」「もう、私だってSNSで顔が売れてたことがあるんですから。多少の耐性はあるんですよ」 そうなのか......ちょっと彼女を見くびってたな......。「そうか......アンチなんて気にしなくていいぞ。無視すればするほどいい、あいつらはただの嫉妬深い奴らなんだから。誰かが酷いこと書いてきたら、ブロックすればそれで終わりだ」「わあ......貴重なアドバイスありがとうございます、先輩!」 彼女は目をキラキラさせて嬉しそうな様子を見せた......めちゃくちゃ可愛い。「俺が今まで見てきたインフルエンサーの多くは、ネガティブなコメントばかり気にして良いコメントには全然目を向けないもんだ。それで結局メンタルをやられて、ネットの奴らにからかわれる。お前もそうならないように気をつけろよ」「はい......」 俺たちは歩き続け、ある飲食店に入って雨宿りした......。「何食べようか」「私、ハンバーグにします......」 店に入ろうとしていると、一人の少女が後ろから俺に抱きついてきた。「先輩っ!!!!!!」
025「よし......車を選ぼうか」 悠太はカードを二枚持っていたので、代わりに予備のIDを彼女に使わせた。彼らがプレイしているゲームは、車をチューニングするために非常に長いストーリーモードをプレイする必要があったからだ。「じゃあ......私はFDにする」「俺はランボルギーニにするか......」「うわ......高い車選ぶんだな......」 悠太がからかうと、彼女は冷たい態度で言い返した。「見て分かるでしょ、あなたの車じゃ私の車には敵わないわよ......諦めなさい......」 彼女の言葉にイラつくどころか、悠太はむしろ彼女のキャラクターが理解しにくいと感じた。もしかしたら以前にもこういう性格の人に会ったことがあるから、なんとか対応できているのかもしれない。「えっと......君、始めたばかりだよね......コース選んでいいよ」「そりゃ直線コースでしょ......湾岸線を選ぶわ」「それから車のバランス調整......速さを優先するならハンドルを右に、バランスを優先するなら左に」「右に決まってるでしょ......あなたの車、砂埃かぶるわよ」 ロータリーエンジンを舐めるなよ......。「それからギア......オートかマニュアルか」「マニュアルに決まってるでしょ、レースゲームでオートなんて人間の本能に追いつかないもの」 もうキャラクターだけの話じゃない、この子の性格は本物のわがままお嬢様そのものだった......。 ゲームに入ると、音楽が「MOVE ON」に切り替わった。「おお......いい曲だね」「陽奏さんの曲は全部いいわよ」「そうなんだ......帰ったら聴いてみようかな」 本当に読みにくい人だな......。 3..........2..........1.........GO! シャルロットの車は勢いよく前に飛び出した......でも悠太の車もぴったり追いついた、彼はもうストー
024「え?......彼女レンタルアプリ?」 突然、春がうっかり広告だらけのアプリを開いてしまった。そこには可愛い女の子の広告がぎっしり詰まっていた。俺と悠太は俺の部屋でゲームをしていた。俺たち三人はR.E.P.O.をプレイして遊んでいたのだった。「お前がそっち系に興味あるとは思わなかったな......」「違いますって!うわっ!」 春は叫んだが慌てて口を塞いだ......サちゃんが下でライブ配信中だったからだ。「ああ、心配するな。防音フォームはもう貼ってあるし、それにあの子のマイクは口元に近づけないと声が拾えないタイプだから」 俺は彼女のライブに男の声が入ってしまうかもしれないことを考慮して、こういうマイクを買ってやったのだ。もう知っての通り、ファンの間では俺がロリコンのおじさんだってことは完全にバレてしまっている。 恥ずかしすぎる。「俺は......二度と女性を好きにならないって自分に誓ったんです。だって女はみんな俺にはいつも冷たいから......」「まあまあ......明ちゃんも可愛いじゃないか。それに、よくお前の面倒見てくれてるみたいだしな」「本当ですか?」「じゃなきゃ、なんであのギャルどもをぶちのめしに行くんだよ。ああ、そうだ......お前にいい知らせがあるぞ......あのグループの女の子たちの何人か、父無し子を妊娠して退学になったらしいぞ......」「「はあ!?」」 なんでそんなに驚くのか分からないな......父無し子を妊娠する生徒なんて世の中にごまんといるのに。「マジで!?お前らそこまで驚くようなことか......」「俺たち、今初めて知ったんです......」 ああ......こいつら知らなかったのか。「昌臣が飲みに行った時に教えてくれたんだよ」「校長先生と知り合いなんですか?」「まあ......古い友人でな......」「うわ......亜紀人さん、すごいっすね......」「大したことな
023「コホン......みんな、こんにちはっ」[来たあああ!!!][可愛い!][モデル綺麗、声も可愛い][こんにちはー][CIAOS!リボーンくんの真似させてもらいますね!]「こんにちは、皆さん。私、シロスカ・シャク、人間として生活する小さな白鮫でございます!よろしくお願いしますね!!」 俺はベッドで彼女のライブを見ていた。視聴者は大体200人くらいで、俺がライブする時とほぼ同じくらいだった......。「実は今日はほんの少しだけなんですが......これから先はほぼ毎日会えると思うので......これくらいなら大丈夫ですよね......」[デビューライブだもんね......][それで......俺たちファンは何て呼べばいいの?][それな]「えっと......私は鮫だから......みんなのことを『パブフィー』って呼ぶことにするね......」[子犬かよ WWWWWWWWWWW][可愛い......WWWWWWW][え......そうなるのか][ワンワン]「はは、みんな面白いね。じゃあこのプロフィールを見てくれる?」 プロフィール表が画面の横に表示された。「名前、シロスカ・シャク。年齢は秘密......趣味、ゲーム、アニメ鑑賞、それとお絵描きが好きです」[絵も描くんだ、あ!概要欄にお絵描きアカウントのリンクがあるじゃん......][年齢を言わないってことは、正体はおばあちゃんってことだな][年齢を言わない人ほど本当は年上なんだよなあ]「私、全然年上じゃないですよ!」[年上の人はみんなそう言うんだよな......][マジで......]「ふん......覚えときなさいよ......」「それから身長......155cm、誕生日は3月28日です」[体重は教えてくれないの?][へえ......小柄だね。リアルロリ?][小さすぎいい!]「私は成長期なだけよ、バカども!......」[WWWWWWWWW 怒ってても可愛いとか反則......][可愛いなあ......][成長期?つまり大食いってことだな]「ふんっ!」 チャットの人たちも結構いい人たちみたいだ......変な荒らしに会わなくて良かった。「私のことをロリおばさん呼ばわりするなら、今すぐ投げ銭しなさい!名前も読み上げてあげないから!」
022「633,526円、これが俺たちが稼いだ全額だ。今はもう使って十数万円しか残ってないけどな」 9月上旬、日曜日、俺はサちゃんを家に呼んだ。「きゃあああああ!!!!!!!!!」 彼女は家中に響き渡るほどの叫び声を上げた。俺は思わず彼女の口を強く手で塞いだ。「ついに......達成したな、五十万円」 三ヶ月が経った......ついに目標金額に達した。「今はもう全部使い切ったけど......」 俺は今日届いた荷物の山を見た。それはパソコンとライブ配信用の様々な機材だった。「よし......モデルの件はもうできてるんだよな?」「はい......もうファイルを送ってもらいました......」「よし、じゃあ先にパソコンを組み立てよう。娯楽室に持っていって」 俺たちは全部の荷物を娯楽室に運び、そこで一日中パソコンを組み立てた。「ついに......」 なかなか良い出来になった。背景も、パソコンも、機材も全部。「この机、コップを置く穴があるんですね......タピオカミルクティー好きの私にはたまらないです!」 彼女がタピオカミルクティーの話をした時、俺はあるマンガの、タピオカミルクティーのカップを胸の上に置いている絵を思い出した。俺はサちゃんの胸を見た。 まあ......一応あるにはある、俺の手のひらサイズくらいは......って、なんて危険な考えしてるんだ俺! でも俺は女の子の胸についてはそんなに気にしないタイプだ。だって俺の周りの友達もみんな貧乳だし。「じゃあプログラムを開いてみてくれ」「わあああああ!」 彼女が描いたモデルが立体のキャラクターになった......これは本当にすごいものだった。「見てください、見て!私も動けますよ......うわ、すごく細かく動く、髪の毛まで動くんです......」 うおおおおお!めちゃくちゃ可愛い......こんなに可愛い人がこの世にいていいのか。俺は天と地に誓う、もしこの子を裏切ったら一生呪われてもいいと......「じゃあ背景も入れてみてくれ」「はい......」 彼女の背景画像は水色をテーマにした可愛い寝室で、そして欠かせないのは、部屋中に敷き詰められたサメのぬいぐるみだった。 さすが彼女らしいな......。「わあ!手を振れるモデルもあるんです!舌を出したり、泣いたり、目が







