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鉱脈の竜

last update Veröffentlichungsdatum: 14.12.2025 20:14:09

「そんな竜を私達で倒せるかどうか……」

 マルクエンは少し弱気に言う。

「頼む、それに竜から素材が取れたら最強の剣を作ってやるよ!!」

「最強の……、剣ですか?」

 マルクエンが聞き返すと「あぁ」と言って得意げにサツマが話す。

「俺の先々代の更に先々代と語り継がれているだけどな、鉱脈に現れる竜からは最高の金属が採れる。そいつを使えば絶対に折れない錆びない剣が出来るってよ!!」

「ホントかしら?」

 ラミッタは疑いの目線を向けるが、そんな事は気にしていないようだ。

「そうさ!! 不謹慎かもしれねぇが、俺は竜が現れて感謝もしているんだ。俺の代で最高の剣が作れるかもしれねぇってよ!!」

 ふむ、とマルクエンは顎に右手を当てて考える。

「ラミッタ。どうする?」

「まぁ、勇者を待つ間は暇だし、まずは様子だけでも見てみましょうか。期待はしないで頂きたいけどね」

 二人の返事を聞いてバレイもサツマも顔を明るくした。

 ギルドを出る頃にはすっかり日も沈んでしまった。勇者と竜討伐の件があるので、宿はギルド持ちで用意という高待遇だ。

 この街で一番の宿に、マルクエンの一人部屋とラミッタ達の三人部屋が用意
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