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99話

مؤلف: 佐伯れもん
last update تاريخ النشر: 2026-07-03 06:38:56

少し前を歩いていた早苗が、二人のためにダイニングへと続くリビングのドアを開ける。

それに対して、弥一が「ありがとう。」と言うと、早苗はいつもの鉄面皮のままに軽くお辞儀をして返した。

次にかすみが、「ありがとうございます、早苗さん。それから、少しぶりですね!」

早苗は嬉しそうに笑うと、

「たった一週間でしたのに、私にはかすみさんとの日々がずいぶん前のことのように感じられました。またこうしてお会いできるなんて、こんなに嬉しいことはないですよ!」

そう言って二人は手を取り合うと、きゃっきゃと言って再会を喜んでいる。

早苗の自身への対応の差に弥一は苦笑したが、旧友同士の再会のようにはしゃぐ二人を見つめる目は自ずと温かかった。

後から来た巴も、目の前の三人の関係をちゃんとは把握できていないものの、それでも仲睦まじい彼らの様子に自然と笑みを浮かべた。

それから、「中へ入りましょう!」と言うと、「ほら、ほら!」と言って、せっつくように三人を部屋の中へと押し込んだ。

リビングに入ったかすみは、目の前に広がったおしゃれで快適な空間に息を呑んだ。

檜の香りがほんの
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