LOGIN
Library
Search
Win the Prize
Contest
Writer Benefit
Writer Rewards
Author Brand
Author Project
Create
Ranking
Browse
Novels
Short Stories
All
Romance
Werewolf
Mafia
System
Fantasy
Urban
LGBTQ+
YA/TEEN
Paranormal
Mystery/Thriller
Eastern
Games
History
MM Romance
Sci-Fi
War
Other
All
Romance
Emotional Realism
Werewolf
Mafia
MM Romance
Vampire
Mythology
Fantasy
Campus
Imagination
Rebirth
Steamy
Mystery/Thriller
Folklore Mystery
Male POV
Novels
Short Stories
All
恋愛
ラノベ
人狼
極道
BL
ケモノ
神話
ファンタジー
学園
奇想天外
転生
微エロ
ミステリー・サスペンス
怪談·伝説
短篇
男性視点
Short Stories & Novels
Explore a diverse collection of captivating short stories that span various genres. Perfect for readers looking for quick literary escapes and engaging narratives.
Sort By
Popular
Recommendation
Rates
Updated
イカれたルームメイトはベランダでシャワーするのが好き
復讐
スカッと
変人
七重の南風
ルームメイトはベランダで冷水を浴びるのが好きだった。 彼女はそれが体のデトックスを促進し、肌を明るくすると言う。 私は彼女に忠告した。 「女の子なんだから、プライバシーを大切にするべきだよ」 しかし彼女は聞き入れず、逆にエスカレートしてこう言い放った。 「嫉妬してるんでしょ?私のスタイルが良いからって」 その後、彼女がシャワーを浴びている写真がネットに流出した。 不良たちが家に押しかけてきて、彼女に絡み、服を剥ぎ取ろうとした。 するとルームメイトは私に罪を擦り付けた。 「彼女よ!ベランダで恥知らずにシャワーを浴びてるのは!」 私は不良たちに林へ引きずり込まれ、辱めを受けた末に命を落とした。 目を開けると、再びルームメイトが冷水を浴びていたあの日に戻っていた。
769
150キロ女子の熱いハッピーニューライフ
復讐
スカッと
スカッと
三水満
「みんなに見せてあげなよ、こんなに獣のように太って、誰があんたに興味を持てるんだ」 「百五十キロの超デブ、売りに出しても誰も買ってくれないわ。豚肉の方がまだ価値がある」 「賤しいやつならそれらしく、ちゃんと頭を下げて人に媚びろよ。そうしたら大目に見てやってもいいかもね」 私を散々に侮辱し、好き放題に踏みにじった人が、十年後の再会に、私を見分けられなかった。
1.3K
隣の家が変態すぎて、毎日が戦争
スカッと
スカッと
家族もの
園子
隣の家族、ほんとに困った人たちだ。何でもかんでも盗むんだから。 私が頼んだ出前も、玄関の靴箱も、屋上に干した下着や服まで、平気で持ち去る。 さすがに我慢の限界だった私は、重度の水虫に悩む親友の靴を玄関先に置いてみた。 そしたら案の定、盗まれた。それから数日後、隣人一家で水虫が大発生。夜中に怒鳴り込んできた上、私の職場にまでクレームを入れた。 私は頭にきて、仕返しを考えた。ホームレスの患者さんを家に泊めてみたのだ。 一人は体格のいいHIV陽性の男性! 一人は梅毒を患うおばあさん! そしてもう一人は精神病を抱える若者だ! 隣人一家はパニックになり、大家を呼び出して私たちを追い出してくれと頼んだ。でも私は冷静に笑い返した。 「この建物、全部私のものなのよ。出て行くのはどっちか、私が決めるんだから」
847
息子が夫を「おじさん」と呼ぶ日
切ない恋
逆転
ひいき/自己中
みっつ
社長である夫、桐生崇史(きりゅう たかし)が、バツイチ子持ちの忘れられない元カノに未練を残していると気づいてから、私、結城莉乃(ゆうき りの)は息子に夫を「おじさん」と呼ぶよう教え始めた。 息子の桐生悠斗(きりゅう ゆうと)が熱を出した深夜、元カノが崇史を呼び出した。私は悠斗の焼けつくような額を撫でながら、「おじさん、バイバイ」と言わせた。 悠斗の授業参観に行くと約束していたのに、元カノから「うちの子にはパパがいなくて可哀想」と泣きつかれると、崇史はすぐに行ってしまった。 私は顔も上げず、悠斗にスマホを渡し、保護者グループのチャットで「おじさん」の代わりに欠席の連絡をさせた。 悠斗は毎回、長く躊躇していた。 やがて、崇史はようやく私たちへの罪悪感に気づいた。 そして、家族で記念写真を撮りに行こうと自ら提案してきた。 写真館の入り口で、またしても元カノから電話がかかってきた。電話口で彼女は泣きじゃくっていた。 「崇史、今すぐ翔太(しょうた)を迎えに来てくれない?幼稚園の子たちにパパがいないってからかわれて……」 崇史の顔に痛ましさが走り、しゃがみ込んで悠斗に言い訳をしようとした。 だが今回は私が促すまでもなく、悠斗は自ら彼に向かって手を振った。 「大丈夫だよ、おじさん。向こうの子供のところに行ってあげて。家族写真は僕とママがいれば十分だから」
30
脱毛症の親友は私に母乳を求めてきた
変人
執着
変態
あらまあ
親友の美香が深刻な脱毛に悩んでいた。母乳で頭皮を洗うと毛根が活性化し、髪が生えやすくなるという噂を聞いて、私に母乳を分けてほしいと頼んできた。 吐き気を催すような要求だった。私は娘の分しか母乳が出ないからと、きっぱりと断った。 仕方なく、美香はネットで高額な母乳を買い漁ったが、その母乳にウイルスが潜んでいて、梅毒に感染してしまった。 それなのに彼女は全て私の娘のせいだと思い込み、真夜中に家に忍び込んで、自分の抜け落ちた髪の毛で赤ん坊の娘を絞め殺した。 真相を知った私は、まず彼女の髪の毛を根こそぎ抜き取り、包丁で刺し殺した。 目を開けると、美香が母乳を借りに来たあの日に戻っていた。
1.2K
台風の日、女同僚を送った彼と別れると決めた
逆転
ドロドロ展開
ひいき/自己中
七瀬秋
ニュースでは、午後6時ごろ、猛烈な台風が凪浜市に上陸する見込みだと伝えていた。 午後4時になると、同僚たちは次々と帰り支度を始めた。 電車も路線バスも、すでに運休が決まっている。 車で来ていた人たちは、帰る手段のない同僚に声をかけていた。 私、高階結月(たかしな ゆづき)も乗っていかないかと聞かれたが、笑って断った。 「ありがとう。でも大丈夫。彼氏が迎えに来てくれるから」 すると、みんなから「彼氏がいるといいね」とからかわれた。 恋人の鷺坂柊真(さぎさか とうま)からは、1時間前に【もうすぐ着く】とLINEが届いている。 午後5時。 外の風は、さらに強くなっていた。 柊真に電話をかけたが、出なかった。 道路も混んでいるだろうし、遅れるのは仕方がない。 そう思って待ち続けた。 午後5時半を過ぎると、外では激しい雨が降り始めた。 オフィスに残っているのは、もう私一人だけだった。 天井の照明が何度かちらつき、パチンと音を立てて消える。 暗闇の中で、もう一度柊真に電話をかけた。 今度はつながった。 ところが、聞こえてきたのは、柊真の同僚・星名陽葵(ほしな ひまり)の声だった。 「結月さん?」 一瞬、言葉を失う。 「……柊真は?」 「柊真さんなら運転中です。今は電話に出られなくて」
6
1.6K
猫被り女キラー
スカッと
スカッと
クズ女
前川進次
番組に出演する前、私はカメラの前に立つだけで足がすくむほどの重度な人見知りだった。 そんな私が、未来の姑に背中を押され、一念発起してバラエティ番組に出演することに。 ところが、婚約者の元カノがまさかの「猫被り女」だったなんて知る由もなかった。 私は彼女の策略を逆手に取り、絶対に追い詰めてやると心に決めた。 元カノは涙を浮かべて私に訴えかけた。「ねぇ、凜華ちゃん、一杯のお水を汲むくらいのこと、イヤなの?」 私はニッコリ笑いながら、彼女に水をぶっかけた。そして、自分の太ももを思いきり叩き、涙ぐみながらこう言い放った。 「お姉さん、こんなドジな私のこと、きっと許してくれるんですよね?」 元カノは歯を食いしばりながら、必死に怒りを抑え込んでいた。
1.2K
母に強いられた研修で私は命を落とした
幽霊目線
ひいき/自己中
冷酷
安砂こはる
私は喘息を患っていた。 それでも母は、学長の娘を特別扱いしたと思われることを恐れ、私に大学一年生の新入生研修への参加を強いた。 この大学では、入学したばかりの学生全員に、独自の新入生研修への参加が義務づけられている。 4月だというのに、その日は季節外れの寒波に見舞われていた。 気温が5度を下回るなか、冷たい風にさらされながら姿勢を崩さず立ち続けているうちに、私の唇は青紫色に変わっていた。 耐えきれず、私は弱々しく手を挙げた。 「指導員……具合が悪いです……」 ところが、女性指導員の高瀬美佐子(たかせ みさこ)は、冷たく私の手を払いのけた。 「まだ30分しか経っていないのに、仮病を使って逃げようとするなんて。そのうえ私に嘘までつくの?親からどんな教育を受けてきたのよ」 そばにいた学長であり、私の母でもある黒川理恵(くろかわ りえ)は、たちまち顔を険しくして私をにらみつけた。 「みんな黙って立っているのに、どうしてあなただけ特別扱いを求めるの?それでも私の娘?罰として、あと1時間そのまま立っていなさい。いつまで仮病を続けられるか見てあげるわ!」 けれど、呼吸はすでにほとんどできなくなっていた。 脚が震え、その場に崩れ落ちた私は、喉元を押さえながら苦しげに息をあえいだ。 意識が途切れる直前、力を振り絞って母に向かって手を伸ばした。 「薬……助けて……」 母は顔を曇らせたものの、すぐに目をそらした。 私の手がゆっくりと地面へ落ちていくのを、黙って見過ごした。 「たった30分立っただけで、喘息の発作が出たっていうの?私が何年あなたを育ててきたと思っているの。そんな見え透いた嘘を信じるわけがないでしょう。早く立ちなさい。これ以上、恥をさらさないで!」 それでも私が動かないのを見ると、美佐子はたちまち激怒した。 後ろ襟をつかみ、無理やり引き起こそうとする。 けれど私は、すでに身体から離れ、ゆっくりと宙へ浮かび上がっていた。 冷え切った母の顔を見つめながら、私はトレーニングウェアの裾を申し訳なさそうに握りしめた。 お母さん、ごめんなさい。 もう二度と、お母さんの自慢の娘にはなれないね。
4
センターを譲る少女たち
推理もの
芸能界
バラエティ
ベアリー
デビューまでの残り二ヶ月。 グループ公演を前に、同じチームのメインダンサーが突然、私にセンターを譲ると言い出した。 私は不思議そうに尋ねた。 「メンターが綾里ちゃんの表現力を評価していたのに、どうしてこんなチャンスを手放すの?」 「山田さんの......方が......ふさわしいと思うから......」 彼女は無理に作った笑顔で答えたが、それは泣きそうな表情に見えた。 服の裾を握りしめる指が、本心ではないことを物語っていた。 彼女の様子がおかしいので、私は聞いてみた。 「ダンスの動きが大きすぎて、邪魔だった?」 すると彼女は急に体を震わせ始め、恐怖に満ちた目で私を見つめた。 しばらくの沈黙の後、やっと絞り出すような声で言った。 「お願いです......私を放っておいて......もう争いませんから」
854
二度目の人生、クズ妻は救わない
婚姻生活
夫を取り戻す修羅場
切ない恋
枝火
脚の手術を終えて退院したばかりの俺は、マンションの屋上に拉致され、何十箇所も刃物で刺された。犯人は、妻にポストを奪われて逆恨みした元社員だった。 レスキュー隊の隊長である妻は、うつ病を患う元カレがアパートに火をつけようとしているのを止めるため、全隊員を出動させようとしていた。 今回、俺は妻に助けを求めなかった。 前世では、俺が電話で懇願したせいで、妻は元カレを見捨ててこちらへ向かってしまったからだ。 俺は一命を取り留めたが、元カレはアパートに火を放って焼死した。 妻は俺を責めるどころか、あれは完全に彼の自業自得だと慰めてくれた。 さらに、1週間後の俺の誕生日にサプライズを用意しているとまで言ってくれた。 だが、誕生日の当日。彼女は俺に睡眠薬を飲ませて縛り上げ、何十回も刃物で突き刺してきたのだ。 「あの日、あんたはあいつと結託して私を騙したんでしょ!あんたの傷なんて大したことなかった!死ぬような怪我じゃなかったくせに! そんなにナイフで刺されたいなら、私が願いを叶えてあげるわよ!」 再び目を開けると、俺は拉致された日に戻っていた。 今度こそ、彼女が愛しの元カレを助けに行けるよう、願いを叶えてやることにした。
4
852
君とすれ違った時気づいたこと
切ない恋
ドロドロ展開
クズ男
イケイチ
友人たちにはよく、私・篠原澪(しのはら みお)のことを「男を見る目がない」と言われていた。 佐伯慶吾(さえき けいご)、相沢浩介(あいざわ こうすけ)――続けて付き合ったふたりは、どちらもどうしようもないろくでなしだった。 だからこそ、桐谷怜司(きりたに れいじ)だけは違うと信じたかった。 穏やかで優しく、いつも気にかけてくれる彼は、これまでの不運を埋め合わせるために現れた人なのだと、本気で信じていた。 だが、その思い込みは呆気なく崩れた。 ある晩、彼は友人たちと酒を飲みながら、笑ってこう言った。 「澪の元カレ二人って、あの界隈じゃかなり遊んでたって有名だろ。そう考えたら俺だけ真面目に付き合ってるの、馬鹿みたいじゃない?」 その場にいた友人たちは面白がって、すぐに七瀬香楠(ななせ かなん)という女を呼んだ。 そのまま怜司は、朝まで戻ってこなかった。 胸が張り裂けそうな痛みの末に、私は彼への感情をすべて失った。 愛もない。憎しみもない。ただ、何も感じなくなった。
22
愛の減り際
切ない恋
逆転
ひいき/自己中
ご飯ちょうだい
私は桜井楓(さくらい かえで)だ。中絶手術を受けることになった。その直前、親友は私に尋ねた。 「もう彼氏との子どもまでいるのに、どうして急に別れようと思ったの?」 私はスマホを彼女に差し出した。「これが理由だ」 チャット画面は昼で止まっている。私は昼食の写真を岩崎悠斗(いわさき ゆうと)に送り、まずいと愚痴をこぼした。 4時間後、返ってきたのは【うん】の一言だけだった。 しかし、SNSでは彼が森川絵里(もりかわ えり)のランチ写真に「いいね」を押し、こんなコメントを残しているのを見つけた。【デリバリーばかりじゃ体に良くないよ。これからは今日みたいに、毎日俺が料理を作ってあげる】 その下には、2人のたわいないやり取りが延々と続いていて、楽しそうに話が弾んでいた。 私はその投稿を長いこと見つめ、それから入力途中だった【お昼は何を食べたの?】というメッセージを消した。 さらに上へスクロールして、私たちのやり取りを見返した。 この7年間、私はいつも悠斗に、どうでもいいような日常の出来事をたくさん話してきた。花のこと、草のこと、近くの野良猫のこと。最初の頃の悠斗は、嬉しそうに私とあれこれ話してくれた。でもいつしか、返事は「うん」とか「そうなんだ」といった、気のない相づちばかりになった。 それは、絵里が帰国してきたからだ。 好きな相手には、何でも話したくなるものだ。彼が私に話さなくなったことは、きっと誰か別の人に話していたのだ。 「桜井さん、手術ですよ」 看護師に名前を呼ばれた。 私は窓の外の空を一目見て、そのまま歩き出した。 悠斗……今日の夕焼けは、とてもきれいだよ。でも、私はもう、それをあなたに撮って送ろうとは思わない。
27
私は清純な顔をしている
後悔
スカッと
家族もの
ワダシザイザイ
清純な顔をして生まれた私。それが母にとって最も憎むべき存在になってしまった。 「お前の顔を見るだけで吐き気がするのよ。お前の父親があんな女と関係を持つのを見るなんて……」 そして、母は貧しい山間部から来た少女を援助し、その少女の純粋さと優しさを称え、私よりも何百倍も愛した。 しかし、その少女は裏で私の彼氏を誘惑し、母は私を何度も平手で打った。 「なんでこんなクソ娘を産んだのかしら。お前こそが間違ってるわ!」 しかし、私が病気になり死に瀕しているとき、母は泣き叫び、仏様の前で何度も頭を下げて謝罪した。 「私はお前を愛していないわけじゃない。私の間違いが大きすぎたのよ……」
1.4K
うちのとんでもないおばさん
不倫
妊娠
スカッと
桃ストーリー
私は30年生きてきて、今日ほどあり得ない事はなかった。 病院のベッドで苦しんでいる妊婦、友達と買い物してたときに急に破水し、緊急で運ばれてきた。 今日は私が当直だった。しかしなんとその妊婦、私の知ってる、清水武の愛人小林桃香だった。 なんと、その清水武というのは、私の旦那だ。
1.6K
結婚式10分前、未来の私から警告
超能力
ひいき/自己中
愛人
白凪
結婚式が始まるまで、あと10分。 私、神谷寧々(かみや ねね)のスマホに、思わず目を背けたくなるような写真が届いた。 写真には、目が落ちくぼみ、骨と皮ばかりに痩せこけた女が、犬のように床に這いつくばっていた。 その女を、婚約者の黒川直人(くろかわ なおと)が冷たく見下ろしていた。 その顔には、露骨な嫌悪が浮かんでいた。 悪質ないたずらだと思い、その番号をブロックしようとしたところへ、続けて二通のメッセージが届いた。 【結婚式から逃げて。今すぐここを出て、絶対に黒川直人と結婚しないで!】 【写真の女は、10年後のあなたよ!】
6
1.5K
妹の影だった私が、輝く人生を歩き始めるまで
ドロドロ展開
逆転
強いヒロイン/強気ヒロイン
甘茶ニーニー
進学先を決める日、家族全員が双子の妹、菅原雅(すがはら みやび)の周りを取り囲んでいた。 兄、菅原慎吾(すがはら しんご)は第一志望欄を指差しながら、当然のように言った。 「もちろんA大だろ。俺と同じ大学に来いよ。これからは兄さんが守ってやる」 幼なじみの浅野俊介(あさの しゅんすけ)はS大のパンフレットを彼女の前に差し出した。 「お兄さんの言うことなんて聞くなよ。俺たち一緒にS大に行こう。四年間、また同じキャンパスで過ごせるだろ」 両親も嬉しそうに頷いた。 「A市に行くのが一番いいわね。近くに頼れる人がいるなら、私たちも安心だもの」 ……しばらくして、ようやく彼らは思い出した。 私も、ついこの前まで必死に受験勉強をしていたことを。 「茜、お前は成績もそんなに良くないんだから、A市の大学ならどこでもいいだろ」 兄の慎吾は顔も上げずに言った。 「そうそう。これで四人とも同じ街にいられるし、週末に集まりやすいからな」 俊介も、いつものように私を責める。 「もうすぐ進学希望の提出期限だぞ。また忘れ物でもしてるんじゃないだろうな」 私は、手の中の大学案内冊子を少しずつ強く握りしめた。 幼い頃、ままごと遊びをした時、雅は誰もが奪い合うように助ける可憐なお姫様だった。 慎吾は、命を懸けて仕える騎士。 俊介は、どんな困難も乗り越えて雅を迎えに行く王子様。 そして私は―― いつだって、みんなに嫌われる「悪い魔女」の役だった。 結局、大人になっても何も変わらない。 誰にも必要とされていないのなら、だったら私は、家から一番遠い大学へ行く。 もう二度と、振り返らなくて済むように。 これから先は、どれだけ遠く離れていてもいい。 未練なんて、全部置いていく。
5
義母は言葉が通じない
子ども
家族もの
復讐
みかん大好き
義母には言葉が通じない。 出張前に、書斎のものを絶対に触らないようにと念を押したのに、私が使うはずの契約書を間違えてしまった。 そのせいで私は数億円の注文を失い、会社から責任を追及されて解雇された。 義母は起こした過ちを挽回するために、自信満々に子供の世話をすると約束し、私に新しい仕事を探すように言った。 そして、私は母乳を冷凍庫に保存し、時間を決めて決められた量を与えるように、様々な注意事項を付箋に書いて貼っておいた。 しかし、赤ちゃんが義母によって病院に運ばれるまで、私は母乳をすべて捨てて、赤ちゃんに消費期限切れの高齢者用粉ミルクを与えていたことを知らなかった。 さらに、私の知らないうちに赤ちゃんに発芽したピーナッツを与え、窒息死させてしまったのだ。 その後、義母は泣き叫んだ。「あの子は私の孫娘でもあるのよ。悲しくないわけがないでしょう?いっそのこと私が一緒に死んであげようかしら......」 夫は私を殴りつけた。「母さんは苦労して君の子供の面倒を見てくれたんだぞ。それでも彼女を追い詰めるのか?お年寄りに優しくしてあげられないのか?」 義妹も家に押しかけてきて、私が恩知らずで、お年寄りをいじめるから子供を失うのは当然だと言った。 しかし、彼らは知らない。義母が何度も問題を起こし、彼らを困らせようとした時、私がそれを止めていたことを。 結局、彼らによってうつ病に追い込まれ、精神病院に送られて死んだ。 人生をやり直せるなら、私は子供と自分自身を守り、義母が他の人を困らせるのをもう止めない。 今度は、義母が彼ら全員を平等に破滅させるのを見届けよう!
1.6K
七年後、私の人生を取り戻す
切ない恋
ドロドロ展開
ひいき/自己中
風の囁き
夫・藤本凛司の極秘任務が終わる日、私は娘の藤本涼音を連れて、受験する小学校へ願書を提出しに行く。 窓口の職員は、困惑したように画面を確認している。 「お子さんのお父さまですが、システム上では別の男の子の保護者として登録されています。入力内容に間違いはありませんか?」 思わず眉をひそめる。「そんなはずは……少し確認してみます」 スマホを取り出すと、凛司の投稿通知が目に飛び込んでくる。どうやら、私に見せない設定をし忘れていたらしい。 【秘密の結婚から7年。ようやく堂々と世界に宣言できる。君は、俺の妻だ】 添えられた写真には、私の親友・杉山里奈が息子を抱きながら、幸せそうに目を細めて凛司の肩にもたれかかっている。 二人の手には、私が持っているのと同じ、婚姻届の受理証明書が握られている。 頭の中が真っ白になり、震える指で画面をスクロールしていく。そこに並んでいるのは、祝福の言葉ばかりだ。凛司との共通の友人たち、それに私の職場の同僚までいる。 一番下にあるのは、義母・藤本澤子からのコメントだ。 【この7年間は里奈たちに苦労をかけたんだから、これからはちゃんと埋め合わせしてあげなさい】 【知紗には上手く隠し通すのよ。偽りの証明書だと知ったら、きっと傷つくから】 それに対して凛司は、笑顔のスタンプ一つで返している。 スマホを握る手が震え始める。私が澤子に尽くし、女手一つで娘を育ててきたこの7年間、凛司は、里奈たちのそばにいた。 みんな知っていた。知っていて、私を騙し続けてきたのだ。胸が苦しくて、息が詰まりそうになる。 涼音が私の服の裾をそっと引っ張って、外を指差す。 「ママ、雨ひどくなってきたね。まだパパを待つの?」 傘を広げて、涼音の小さな手を握る。 「ううん。ママと二人で行こう。 これからは……もう、誰も待たない」
27
メイド・ミルクティー
際どい・微エロ
スカッと
犯罪
八百沢真央
誕生日の夜、大学のルームメイトが僕に電話をかけてきた。 彼は僕にサプライズを用意したと言った。 「きっと満足してもらえるはず、楽しんでくれ」 30分後。 四年間片思いしていた女神がメイド服を着て僕のドアをノックした。
937
初雪の夜、君を待つ灯は永遠に消えた
逆転
ドロドロ展開
ひいき/自己中
まめだれ
私は、深夜の恋愛相談番組で10年間、パーソナリティを務めてきた。 今夜は番組の第521回。東都に初雪が降った日であり、法学教授の久世律人(くぜ りつと)と結婚して7年目の記念日でもあった。 5分間のCM中、私はコンソールの上に置いた妊娠検査の結果を見つめ、思わず口元をほころばせた。 用紙には、はっきりと記されていた。 ――妊娠8週。 律人への、結婚7周年の贈り物にするつもりだった。 いつも冷静で感情を表に出さない彼が、この知らせを聞いたらどんな顔をするだろう。 驚き、喜ぶ姿を思い浮かべながら、私は律人に電話をかけた。 1度目は、しばらく呼び出したあとに切られた。 2度目は、すぐに拒否された。 3度目には、電源が切られていた。 律人は、規律を何より重んじる法学者だった。 以前、どこにいても私からの電話なら、たとえ会議中でも中断して必ず出ると、真剣な顔で約束してくれたことがある。 けれど今夜、ようやく授かった、ずっと待ち望んでいた子どものことを、胸を弾ませながら自分の口で伝えようとしたそのとき、律人とは連絡がつかなくなった。
6
1.4K
PREV
1
...
145
146
147
148
149
150
NEXT
You may also like
聴力を取り戻した私。クズ夫を捨てて永遠に消える
恋愛
· ピーチウーロン
5.7K views
風に消えた誓い
恋愛
· こむぎこ
9.1K views
私の共テを邪魔した両親と幼馴染。今さら絶望?
恋愛
· 愛しき影
6.3K views
時過ぎて人変わる
恋愛
· 萱野(かやの)
14.4K views
涙の果てに、幸せは訪れる
ラノベ
· 匿名
12.1K views
新月が再び輝きを放つ
恋愛
· クレヨンおじさん
9.2K views
New Arrivals
家族を奪った復讐鬼。一緒に地獄へ堕ちましょう
恋愛
· ミチル
9.9K views
後悔しないように
恋愛
· 塩せんべい
11.7K views
共に白髪の生えるまで
恋愛
· 南風 薫
36.3K views
もう、会いもしない、想いもしない
恋愛
· ちょうどいい
29.6K views
思い込みが激しい夫婦に愛人と呼ばれた私が思いっきり仕返しした
ラノベ
· シュークリームは甘くない
7.3K views
夫の愛人に襲われて、骨折しました
ラノベ
· 静野心
6.1K views
Explore and read
good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
Loading...
SCAN CODE TO READ ON APP